田畑書店
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〈ポケットアンソロジー〉とは、好きな短篇小説やエッセイ(作品リフィル)を個別に購入して、ブックジャケットに綴じて読む、という新しい読書のかたちを提案するシリーズです。発売以来1年半あまりが経過しましたが、「自分でえらびきれない」「まずおすすめに従って始められるようなセットが欲しい」という要望が読者の方より数多く寄せられました。また、販売店の方々からは、「もう少し扱いやすくて、単価の高いものであれば……」という声もいただきました。
そこで今回、〝文庫感覚で扱える〟2つのセットをご用意いたしました。
ひとつは『徳田秋声短篇アンソロジー 余震の一夜・和解 他六篇』。〝文豪とアルケミスト(文アル)〟ファンに人気の高い作家、徳田秋声にスポットを当て、徳田秋声研究の第一人者・大木志門さんに、全集でしか読めない秋声の短篇を集めていただきました。
もうひとつは、「アンソロジーを考えるのが趣味」という紀伊国屋書店新宿本店の文芸書担当・梅﨑実奈さんによる究極のアンソロジー『そのときがきたら』。
〝そのとき〟とは、ずばり〝戦争〟です。まさに今、日本人が読むべき小説やエッセイがずらり。また、豪華にも寡作で知られる歌人・平井弘氏の最新連作も入っています。
このふたつのセットを〝とっかかり〟として、ぜひ〈ポケットアンソロジー〉をお店に導入してみてください。
【セット内容】
◎『徳田秋声短篇アンソロジー 余震の一夜・和解 他六篇』(大木志門・編)
・「私(わたくし)」/「痛み」/「感傷的の事」/「余震の一夜」/「風呂桶」/「和解」/「勲章」/「喰われた芸術」/「チュートリアルブック 徳田秋声とその作品」(大木志門・解説)
◎『ポケットアンソロジー 作品リフィルセット そのときがきたら』(梅﨑実奈・編)
・芥川龍之介「蜘蛛の糸」/海野十三「もくねじ」/中島敦「巡査のいる風景」/尾形亀之助「尾形亀之助詩選」/宮柊二「山西省」(抄)/石原吉郎「沈黙と失語」/平井弘「森のはなし」/「そのときがきたら」(梅﨑実奈・解説)
2023/11/28公開