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木ひっこぬいてたら、家もらった。

平田 提【著】

発行元:DIY BOOKS

ジャンル: 人文

2025/03/31発売

¥ 1,600 (税別)

搬入日(直取引):注文日の翌営業日以降の対応となります

搬入日(取次):注文日の翌営業日以降、取次により異なります。

木ひっこぬいてたら、家もらった。

平田 提【著】

発行元:DIY BOOKS

ジャンル: 人文

2025/03/31発売

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内容紹介

生きづらければ、つくるのだ。



尼崎「ガサキベース」の店主・足立さんは、

300 坪の土地と2軒の家をほぼゼロ円でもらった。

それは足立さんがどん底を経験しながらも、

つくり続けたから生まれたお話。

「経済合理性」は、一つじゃない。



生きづらさを抱え「つくれる本屋」を開いた著者との対話から、生き方を探る一冊。





兵庫県尼崎市のガサキベース。工場をリノベーションしたその場所は、コーヒーも飲めるし、DIY を教えてくれる不思議な場所。

店主の足立繁幸さんはガサキベースの縁で島根の家を1 軒タダで譲り受け、その家の木を引っこ抜いていたら、うしろのもう1 軒ももらうことに。

どうしてそんなできごとが起こったのか? 足立さんの幼少期からの生きづらさ、家族・DIY・仕事・お金……現代人に共通する悩みとともに紐解いていきます。



つくれば人とモノの縁がつながる。
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目次

7 はじめに

8『わらしべ長者』みたいなできごとはなぜ起こった?

11 なぜ空き家が増えるのか

12 経済合理性って何だ?

14 疲弊の果てのDIY BOOKS

18 人生はDIYでしかない

22 ガサキベース=「オムツの履き替え場所」

28 焼け野原のあとの、島根で

31 モテるために始まったDIY道

34 DIYと愛と「巣」

36 カクカクしていたあのころ

46 ガサキベースの誕生と変化

57 買うことで自分を高める機会と縁が切れる

60 メイカームーブメントと、ブリコラージュ、そして編集

64 作為的でない美しさと「普通」

67 いろんなかたちがあっていい

70 新しい家族との出会い

75 里親という家族のかたちと「波紋」

81 ガサキベースをちゃんと死なせたかった

87 「アマ」ではなく「ガサキ」なのはなぜか

90 手を動かすと昔と繋がる

93 子どもにはDIYをさせよ(まず大人から)

103 二項対立と秩序

104 生命はエントロピー増大に抗い「系」をつくる

108 人は自分の「系」をつくる存在

111 木を引っこ抜いてみた

114 愛のあった家と、ルーツへ

118 親心と戦争と百姓

120 根っこを逆に帰る

123 それぞれの論理へ

125 つくるから縁ができる

127 論理的思考は一つではない

129 根を張って生きる

132 終わりにかえて。文とつくること

136 あとがき
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著者略歴

平田 提【著】

1983年、秋田県生まれ。文筆家・Web編集者。株式会社TOGL代表取締役。

2023年より兵庫県尼崎市武庫元町で「つくれる本屋」DIY BOOKSを開店。

ライターとして主にWeb媒体に寄稿する傍ら、ZINEづくりを2010年ごろからスタート。編集やスクール事業を通して、企業のコミュニケーションや個人のZINE制作など表現のサポートを行っている。

足立 繁幸【著】

1980年、島根県生まれ。兵庫県尼崎市戸ノ内にあるガサキベースの番頭。2014年からガサキベースの立ち上げに関わり、その後自分の事業とする。尼崎を始めとしたさまざまな地域で、DIYを通した店づくりや場所づくりを手伝ってきている。2025年4月でガサキベースを閉じ、島根県江津市に拠点を移す。妻の桃子さんとともに里親として里子の一時預かりも続ける。
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商品概要

発行元
DIY BOOKS
発売日
2025/03/31
ページ数
144p
ISBN
978-4-9914014-0-4
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0036 / 03
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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