大学における英語教育とメディアリテラシー


発行元:ソーシャルキャピタル
ジャンル: 語学
流通委託先:トランスビュー
2018/07/02発売
注文不可
搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)
搬入日(取次):■受注締切=平日17:00→翌々営業日に八木書店(さらに翌々営業日までにトーハン、日販などへ)
大学における英語教育とメディアリテラシー メディアテクストによる市民的教養の可能性
発行元:ソーシャルキャピタル
ジャンル: 語学
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2018/07/02発売
搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)
搬入日(取次):■受注締切=平日17:00→翌々営業日に八木書店(さらに翌々営業日までにトーハン、日販などへ)
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内容紹介
大学で求められる英語教育を「市民性の獲得=社会の公共的課題に対して立場や背景の異なる他者と連携しつつ取り組む姿勢と行動」と定義し、メディアに触れるときに、常に「これは本当なのか?」と読み手の意図を見抜こうとする姿勢を養うことを目的としている。
それを可能にするのは英文テクストのcritical reading(批判的読解)。「すべての情報は特定の基準に基づいて選択され、編集され、加工されている」というメディアの特性を理解し、一人の市民として主体的に向き合うことがメディアリテラシーを高める」と主張し、英文テキストでメディアリテラシーを高める意味やその効用、実践での方法論を詳述した。
今までの議論にはない新しい英語教育論。英語教育に携わる人、英語上級者向け。
目次
第1章 大学の英語教育とメディアリテラシー
1-1 大学の英語教育の目的
1-2 これからの日本の英語教育に必要な市民性
1-3 情報化社会に必要な「これは本当なのか」の姿勢
1-4 メディアリテラシー教育の(歴史的)背景
1-5 日本の英語教育とメディアリテラシーの接点
第2章 リーディング教材としての文学テクストとメディアテクスト
2−1 文学からメディアへ
(1)リーディング教材
(2)リーティング教授法
(3)担当教員の専門分野の多様性
2-2 クリティカルな読み方ー「何を読む」から「どのように読む」へー
(1)文学と非文学
(2)生産と消費
(3)現実世界と学術世界
2-3 文学テクストとメディアテクスト
(1)文体論と批判的ディスコース分析(CDA)
(2)ナラティブ構造から見た小説とニュース記事
2-4 学習教材のためのメディアテクスト
第3章 メディアテクストを使った英語リーディングの授業
3-1 英語リーディングの情報処理モデル
3-2 背景知識とスキーマ活性化
3-3 読解ストラテジー
3-4 リーディング学習教材としての英字新聞
3-5 ニュース記事の特性
(1)見出しとリード
(2)事実(facts)と意見(opinions)
(3)社説を読む
第4章 メディア英語教育における市民的教養
4-1 市民性向上のためのメディアリテラシーと異文化理解
4-2 企業が求める英語力
4-3 メディア英語教育における市民的教養
おわりに