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愛と戦いのイギリス文化史 1900ー1950年

武藤浩史【編集】

発行元:慶應義塾大学出版会

¥ 2,500 (税別)

搬入日(直取引):ご注文書籍の代金入金より、営業日7日以内に発送いたします。(営業日:月~金(祝日を除く))

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愛と戦いのイギリス文化史 1900ー1950年

武藤浩史【編集】

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内容紹介

20世紀前半のイギリスの文化を多彩な視点から読み解く入門書。▼二度の世界大戦で「大英帝国」はどう変わったのか。階級、セクシュアリティ、ナショナリズム、メディアといったテーマを切り口として、この時代のテクスト(文学を含むさまざまな表現)とコンテクスト(社会的背景)を丁寧に読み解くことで、20世紀前半のイギリスの姿を浮き彫りにする。▼年表、地図、推薦図書など学習のうえでの実用性に着眼しつつ、身近なテーマを扱ったコラムもふんだんに掲載し、読み物としても面白い内容。社会学的視点(階級、学校制度)、セクシュアリティ、ナショナリズム、メディアという、現在の文化研究において不可欠な概念を取り扱っており、「文化研究」全般にも応用できる入門書としても好適。
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目次

序章 1900年—帝国と「アングロ・ケルト」、セクシュアリティとジェンダー、労働党と自由党   武藤浩史第Ⅰ部 階級・くらし・教育第1章 「ウィガン波止場」から見たイギリス—「階級」という厄介なもの   川端康雄第2章 社会をつくりなおす—「再建」の社会主義   茂市順子・川端康雄第3章 学校に行こう—イギリスの教育と階級   井上美雪第4章 ミュージアムの冒険—イースト・エンドと芸術教育   横山千晶第Ⅱ部 セクシュアリティ・女・男第5章 友愛? ソドミー?—男性同性愛と性科学の階級的変奏   村山敏勝第6章 愛と母性と男と女—イギリス大戦間期フェミニズム   山口菜穂子第7章 エロスと暴力—大戦後の精神分析と文学   遠藤不比人第8章 空襲下の夢幻—第二次世界大戦期のロンドンと幽霊物語   甘濃夏実第Ⅲ部 イギリス・帝国・ヨーロッパ第9章 帝国の見世物—プリンス・オヴ・ウェールズの海外ツアーと大英帝国博覧会   木下誠第10章 退化と再生—フィジカル・カルチャー、優生学、ファシズム   中山徹第11章 アフリカ・カリブ・ヨーロッパ(そして女)—帝国周縁の風景より   中井亜佐子第12章 国民文化と黄昏の帝国—英文学・イングランド性・有機体論   河野真太郎第13章 退屈と帝国の再編   大田信良第Ⅳ部 メディア第14章 英文学の変貌と放送の誕生—階級・メディア・2つの世界大戦   武藤浩史・糸多郁子第15章 イギリス映画とは何か?—ナショナル・シネマの完成まで   佐藤元状第16章 『ピクチャー・ポスト』の時代—ジャーナリズムとフォトジャーナリズム   福西由実子第17章 メディアとプロパガンダ—戦争をめぐる大衆説得術の系譜   渡辺愛子終章 1950年—労働党政権と想像的なものの意味   武藤浩史Columns「我々自身の人類学」—マス・オブザーヴェイション/ペンギン・ブックスとレフト・ブック・クラブ/20世紀前半のイギリス音楽—エルガーとプロムス、そしてブリテン/ラドクリフ・ホール『孤独の泉』(1928)について/「自然な女らしさ」の誕生—1920年代のファッション/「インクリングズ」の集い/イギリスと帝国と世界地図/帝国・島国・フットボール/2つの帝国、あるいは、グローバル化する文化/ミュージック・ホールの行方/20世紀前半の新聞史—イギリス大衆紙の隆盛/イギリス諜報部とスパイ小説/「ブリンプ大佐」というキャラ/オーウェルの戦時放送参考文献イギリス文化史年表地図索引編者・執筆者・編集協力者紹介
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商品概要

発行元
慶應義塾大学出版会
ページ数
370p
判型(実寸)
210mm0mm
ISBN
978-4-7664-1328-1
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
22
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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