内容紹介
ゼロトラストとは、「Never trust, always verify(決して信頼せず、常に検証せよ)」という考え方のもと、「何も信頼しない」ことを前提にしたネットワークセキュリティのアプローチです。今までのような、自社ネットワークの外部と内部の境界を防御するだけでは、ランサムウェア攻撃や内部漏えいには対処できません。これからは、すべてのネットワークトラフィックとデバイスに対して信頼を前提とせず、常に検証を行うという原則に基づいてネットワークセキュリティを考えていく必要があります。本書では、そういったゼロトラストの基本的な考え方から、しくみと技術、導入方法、今後の課題や展望などをわかりやすいフルカラー図解で解説します。キーワードベースの構成なので、これから学び始める方でもやさしく理解できます。
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目次
●1章 ゼロトラストの基本
01 ゼロトラストとは~境界防御に依存しないという考え方
02 ゼロトラストの歴史~胎動から混迷期、そして標準化へ
03 ゼロトラストが必要とされる背景~システム環境の変化と攻撃の高度化
04 ゼロトラストの定義~概念を理解するための指針
05 NISTによる7種類の基本原則~ゼロトラスト化で従うべき理念
06 7種類の基本原則の意味~ゼロトラストの理念を深く理解
07 ゼロトラストアーキテクチャ~ゼロトラストを実現する論理構造
08 ゼロトラストのアクセス制御プロセス~分散型アーキテクチャの動作原理
09 ZTXフレームワークの機能要件~ゼロトラストを実現する7つの要素
10 要素技術の相関関係~7つの機能要件の連携と役割
●2章 アイデンティティセキュリティ
11 アイデンティティセキュリティ~アクセス元である主体を管理・制御
12 ID~主体を認証・制御する出発点
13 認証と認可~アクセス制御のための基本要素
14 IAM~組織におけるユーザーIDの管理基盤
15 IDaaS~クラウドネイティブなIDアクセス管理
16 認証方式~本人を特定する3つの手法
17 多要素認証(MFA)~複数の認証方式の組み合わせ
18 パスワードレス認証~FIDOに準拠したパスキーの仕組み
19 シングルサインオン(SSO)~利便性とセキュリティの両立
20 リスクベース認証~高度化された動的な認証プロセス
21 アクセス制御モデル~権限の範囲を決める認可の仕組み
22 SDP~境界を仮想的に定義する仕組み
23 動的アクセスポリシー~ゼロトラストに必須のルール設計
●3章 デバイスセキュリティ
24 エンドポイントセキュリティ~デバイスの境界化と包括的な保護対策
25 端末資産管理~管理端末と非管理端末
26 UEM~端末管理の仕組みとソリューション
27 AV/NGAV~デバイスを脅威から保護する技術
28 EPPとEDR~脅威予防と発見的統制の実装
29 XDR~広範囲な情報から多層的かつ自動的に脅威を検知
●4章 ネットワークセキュリティ
30 セキュアネットワーク~信頼できる通信環境の構築
31 ネットワークの設計~前提条件とサポート要件
32 IDS/IPS~ネットワークの内側で検知・防御
33 ファイアウォール~従来型FWからNGFWへ進化
34 SASE~ゼロトラストネットワークの基盤
35 SWG~安全なネットアクセスを実現する仕組み
36 ZTNA~IAPとIAMの連携で動的制御
37 SD-WAN~ネットワークを仮想化する仕組み
38 マイクロセグメンテーション~ネットワーク細分化で被害を最小化
39 NDR~ネットワークの異常挙動を検知・対処
40 CASB~クラウド環境でのゼロトラスト
●5章 リソースセキュリティ
41 リソースセキュリティ~保護対象領域を守る技術と仕組み
42 CSPM~クラウドの構成・設定を管理
43 CWPP~クラウド環境の内部侵害対策
44 CNAPP~サイロ化の課題を解決する仕組み
45 WAF~Webアプリケーションの脆弱性悪用から保護
46 データ暗号化~情報漏えい対策の基本機能
47 DLP~機密データの識別・監視・保護
48 IRM~ファイルの権限設定でデータ保護
49 DSPM~機密データの可視化・管理・保護
50 データバックアップ~ZTDR成熟度モデルによるレジリエンス向上
51 データガバナンス~統制による価値向上とリスク低減
52 データライフサイクル管理~運用面からデータを管理する仕組み
●6章 監視・運用・自動化
53 監視・運用・自動化~ゼロトラストを横断する共通機能
54 SIEM~組織内のイベント情報を統合
55 UEBA~主体の挙動に注目した技術
56 CTEM~ITリソースの継続的な脆弱性監視
57 ASM/EASM~攻撃面の脆弱性を管理する仕組み
58 SOC~高度な脅威に対応する組織体制
59 CSIRT~インシデント対応の実働部隊
60 SOAR~脅威検知後の対処を自動化
●7章 導入と実装
61 導入の原則~ゼロトラスト化を成功させる要諦
62 ゼロトラスト成熟度モデル~機能要件(領域)ごとの導入プロセスを可視化
63 導入・移行のプロセス~ゼロトラスト化を進める手順
64 導入・実装①~アイデンティティのゼロトラスト化
65 導入・実装②~デバイスのゼロトラスト化
66 導入・実装③~ネットワークのゼロトラスト化
67 導入・実装④~アプリケーション&ワークロードのゼロトラスト化
68 導入・実装⑤~データのゼロトラスト化
69 導入・実装⑥~機能間連携を実現する土台の構築
70 DAAS~守るべき保護対象領域の特定
71 CI/CD~ソフトウェア開発を自動化する仕組み
72 DevSecOps~安全性を担保する三位一体の開発環境
73 インシデントレスポンス~脅威リスクに備える仕組みの構築
●8章 実装モデル
74 実装モデル~ゼロトラスト実装の選択肢
75 アイデンティティ起点型~認証・認可を中心に3要素構成へ拡充
76 リモートアクセス型~テレワーク環境のゼロトラスト化
77 インターネット型~SWGやRBIによるセキュア環境
78 SASE型~セキュアなクラウド利用環境の実装
●9章 課題と対策
79 導入・運用コスト~いかに高額化する費用を抑えるか
80 プロジェクトへの誤解~導入の形骸化を招く製品中心の考え方
81 レガシーシステム~古いシステムをどう置き換えていくか
82 環境変化の軽視①~組織文化や運用体制にも迫られる変革
83 環境変化の軽視②~業務部門からの抵抗を回避するには
84 内部リスク対策~人的リスクに対処するための考え方
85 今後の展望~進化の先にあるゼロトラストの将来像
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01 ゼロトラストとは~境界防御に依存しないという考え方
02 ゼロトラストの歴史~胎動から混迷期、そして標準化へ
03 ゼロトラストが必要とされる背景~システム環境の変化と攻撃の高度化
04 ゼロトラストの定義~概念を理解するための指針
05 NISTによる7種類の基本原則~ゼロトラスト化で従うべき理念
06 7種類の基本原則の意味~ゼロトラストの理念を深く理解
07 ゼロトラストアーキテクチャ~ゼロトラストを実現する論理構造
08 ゼロトラストのアクセス制御プロセス~分散型アーキテクチャの動作原理
09 ZTXフレームワークの機能要件~ゼロトラストを実現する7つの要素
10 要素技術の相関関係~7つの機能要件の連携と役割
●2章 アイデンティティセキュリティ
11 アイデンティティセキュリティ~アクセス元である主体を管理・制御
12 ID~主体を認証・制御する出発点
13 認証と認可~アクセス制御のための基本要素
14 IAM~組織におけるユーザーIDの管理基盤
15 IDaaS~クラウドネイティブなIDアクセス管理
16 認証方式~本人を特定する3つの手法
17 多要素認証(MFA)~複数の認証方式の組み合わせ
18 パスワードレス認証~FIDOに準拠したパスキーの仕組み
19 シングルサインオン(SSO)~利便性とセキュリティの両立
20 リスクベース認証~高度化された動的な認証プロセス
21 アクセス制御モデル~権限の範囲を決める認可の仕組み
22 SDP~境界を仮想的に定義する仕組み
23 動的アクセスポリシー~ゼロトラストに必須のルール設計
●3章 デバイスセキュリティ
24 エンドポイントセキュリティ~デバイスの境界化と包括的な保護対策
25 端末資産管理~管理端末と非管理端末
26 UEM~端末管理の仕組みとソリューション
27 AV/NGAV~デバイスを脅威から保護する技術
28 EPPとEDR~脅威予防と発見的統制の実装
29 XDR~広範囲な情報から多層的かつ自動的に脅威を検知
●4章 ネットワークセキュリティ
30 セキュアネットワーク~信頼できる通信環境の構築
31 ネットワークの設計~前提条件とサポート要件
32 IDS/IPS~ネットワークの内側で検知・防御
33 ファイアウォール~従来型FWからNGFWへ進化
34 SASE~ゼロトラストネットワークの基盤
35 SWG~安全なネットアクセスを実現する仕組み
36 ZTNA~IAPとIAMの連携で動的制御
37 SD-WAN~ネットワークを仮想化する仕組み
38 マイクロセグメンテーション~ネットワーク細分化で被害を最小化
39 NDR~ネットワークの異常挙動を検知・対処
40 CASB~クラウド環境でのゼロトラスト
●5章 リソースセキュリティ
41 リソースセキュリティ~保護対象領域を守る技術と仕組み
42 CSPM~クラウドの構成・設定を管理
43 CWPP~クラウド環境の内部侵害対策
44 CNAPP~サイロ化の課題を解決する仕組み
45 WAF~Webアプリケーションの脆弱性悪用から保護
46 データ暗号化~情報漏えい対策の基本機能
47 DLP~機密データの識別・監視・保護
48 IRM~ファイルの権限設定でデータ保護
49 DSPM~機密データの可視化・管理・保護
50 データバックアップ~ZTDR成熟度モデルによるレジリエンス向上
51 データガバナンス~統制による価値向上とリスク低減
52 データライフサイクル管理~運用面からデータを管理する仕組み
●6章 監視・運用・自動化
53 監視・運用・自動化~ゼロトラストを横断する共通機能
54 SIEM~組織内のイベント情報を統合
55 UEBA~主体の挙動に注目した技術
56 CTEM~ITリソースの継続的な脆弱性監視
57 ASM/EASM~攻撃面の脆弱性を管理する仕組み
58 SOC~高度な脅威に対応する組織体制
59 CSIRT~インシデント対応の実働部隊
60 SOAR~脅威検知後の対処を自動化
●7章 導入と実装
61 導入の原則~ゼロトラスト化を成功させる要諦
62 ゼロトラスト成熟度モデル~機能要件(領域)ごとの導入プロセスを可視化
63 導入・移行のプロセス~ゼロトラスト化を進める手順
64 導入・実装①~アイデンティティのゼロトラスト化
65 導入・実装②~デバイスのゼロトラスト化
66 導入・実装③~ネットワークのゼロトラスト化
67 導入・実装④~アプリケーション&ワークロードのゼロトラスト化
68 導入・実装⑤~データのゼロトラスト化
69 導入・実装⑥~機能間連携を実現する土台の構築
70 DAAS~守るべき保護対象領域の特定
71 CI/CD~ソフトウェア開発を自動化する仕組み
72 DevSecOps~安全性を担保する三位一体の開発環境
73 インシデントレスポンス~脅威リスクに備える仕組みの構築
●8章 実装モデル
74 実装モデル~ゼロトラスト実装の選択肢
75 アイデンティティ起点型~認証・認可を中心に3要素構成へ拡充
76 リモートアクセス型~テレワーク環境のゼロトラスト化
77 インターネット型~SWGやRBIによるセキュア環境
78 SASE型~セキュアなクラウド利用環境の実装
●9章 課題と対策
79 導入・運用コスト~いかに高額化する費用を抑えるか
80 プロジェクトへの誤解~導入の形骸化を招く製品中心の考え方
81 レガシーシステム~古いシステムをどう置き換えていくか
82 環境変化の軽視①~組織文化や運用体制にも迫られる変革
83 環境変化の軽視②~業務部門からの抵抗を回避するには
84 内部リスク対策~人的リスクに対処するための考え方
85 今後の展望~進化の先にあるゼロトラストの将来像
著者略歴
続きを読む商品概要
発行元
技術評論社
発売日
2026/09/07
ページ数
256p
ISBN
978-4-297-15840-8
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
3055 / 20
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)