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花とあきビン

金子光晴【著】

発行元:青娥書房

ジャンル: 文芸

2025/08/25発売

¥ 2,600 (税別)

搬入日(取次):注文日の翌営業日に配送します。月曜日~金曜日(祝日除く)

花とあきビン

金子光晴【著】

発行元:青娥書房

ジャンル: 文芸

2025/08/25発売

¥ 2,600 (税別)

搬入日(取次):注文日の翌営業日に配送します。月曜日~金曜日(祝日除く)

内容紹介

本書は、二度にわたる東南アジア/欧州への長期放浪を経て、太平洋戦争と騒乱の六十年代をくぐり抜け、人生の最終コーナーに差しかかった金子光晴が、戦場の空き瓶とその中で萎れている花に仮託し、神と宇宙の狭間にある深い孤独を語った、最後の書き下ろし詩集である。
『踏止りのない昏睡に入る、その瞬間に、影と魔性はもつれあい、
そこの辻で、
千年と、一瞬がすり變る!』
『人間がいなくなって、第一に困るのは、神樣と虱だ』 
『一九xx年、人類の科學が遂に、、ロケットに二十人もの人をのせて
 月に上陸することに成功しても、子供の好奇心を滿足させただけで、ラジオニュースが耳のはたでがなり立てても
 またか、という顏で、人はききながす。
 この地球には、もっと切羽つまった、解決できないことがいっぱいあるからだ。』
(文中より)

 本書執筆時、金子はすでに77歳。死の3年前にしてこの筆力。日本を代表する象徴詩人である金子光晴。その没後50年を迎える今、深淵に向かう孔が開きかけているかのようなこの時代にこそ、もっと読まれるべき詩集である。
カバーには、パリでの極貧生活のなか、今から約百年前のカフェの賑わいを独特のペーソスで描いた光晴自作の水彩画「モンパルナスの景」を使用。昭和百年、金子光晴没後50年!
田村隆一・評:
素晴らしい詩集である。(略)おそらく金子さんの全詩集の中でも、この詩集はもっとも重要なものとなるだろう。そういう凄味のある詩集が、小さな出版社から、さりげなく刊行された。ほんとに金子さんは憎ったらしいよ。
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目次

月とあきビン
あきビンを選る人の唄
机の上のいっぽんのあきビン
戦争で生きのこった一本のビン
短詩(三篇)
半ダースのビール壜の兄弟.....
短詩(三篇)
エピローグ
後跋
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著者略歴

金子光晴【著】

金子 光晴 詩人(1895年12月25日 - 1975年6月30日)。
1年間の留年を経て暁星中学を卒業後、早稲田大学、東京美術学校(現、芸大)、慶應大学に学ぶも全て中退。21歳の時に養父の遺産を得て、25歳で処女詩集『赤土の家』を刊行、その後、欧州へ遊学。2年間に及んだこの旅は、遺産とベルギーの日本美術蒐集家の援助もあり、比較的余裕のあるものであった。1923年、28歳の時に詩集「こがね虫」を発行し詩人としての地位を確立。詩人、森三千代と結婚、長男をもうけるが、遺産を使い果たした状態で1928年から5年間、アジア、南洋、欧州で極貧の放浪生活を森三千代とともに送る。最後の2年間はパリ、モンパルナスのダガール通り22番のアパートメントホテルに断続的に滞在。帰国後は、山中湖畔での2年間の疎開生活を経て東京に在住。多くの詩集と自叙伝を残した。特に晩年の執筆活動は活発で、本書を始め、40年も前の放浪旅行を克明に描いた紀行3部作を遺した。
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商品概要

発行元
青娥書房
発売日
2025/08/25
ページ数
148p
判型(実寸)
216mm × 153mm
ISBN
978-4-7906-0408-2
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0092 / 01
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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