坂口安吾【著】
新潟市生まれ。東洋大学卒業後の1930 年、フランス語習得のため通ったアテネ・フランセの仲間たちと同人雑誌を創刊。そこに発表した「風博士」や「黒谷村」が牧野信一に認められて文壇に登場し、放蕩の生活の中から多彩な作品を生み出す。42 年、「日本文化私観」を、46 年、「堕落論」と小説「白痴」を発表して一躍流行作家となった。以後、ルポルタージュや探偵小説にまで多種多様な才能を発揮し、数多くの作品を残した。
安達原達晴【編集】
1983年、広島県生まれ。広島大学文学部卒業。2010年、「工場」で第42回新潮新人賞を受賞。単行本『工場』は第26回三島由紀夫賞候補となり、同書で第30回織田作之助賞、第4回広島本大賞(小説部門)を受賞。14年、「穴」で第150回芥川龍之介賞を受賞。著書に『穴』、『庭』、『小島』、『最近』(以上、新潮社刊)、『ものごころ』(文藝春秋社刊)、『作文』(U-NEXT刊)、エッセイ集に『パイプのなかのかえる』、『小さい午餐』(以上、twililight刊)などがある。