中島敦【著】
東京生まれ。父方は漢学者の家系。東京帝大国文科卒。卒業後、横浜高等女学校に就職したが、一九四一年、パラオ南洋庁国語編修書記として赴任。この間、宿痾の喘息の発作と戦いつつ「山月記」「文字禍」などが書き上げられ、「光と風と夢」が芥川賞候補となる。四二年、南洋庁を辞し、作家生活に入ろうとしたが、喘息発作がはげしく、十一月入院し、翌月、永眠。
石井要【編集】
東京都生まれ。女子学院中学・高等学校教諭。博士(文学)。日本近代文学研究者。著書に『中島敦 意識のゆらぎから複数の世界へ』(ひつじ書房、2024年)がある。