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ミハイル・バフチン論

大石 雅彦【著】

発行元:白水社

ジャンル: 人文

2026/06/29発売

¥ 6,500 (税別)

搬入日(取次): 

ミハイル・バフチン論 「ロゴス圏」探求のために

大石 雅彦【著】

発行元:白水社

ジャンル: 人文

2026/06/29発売

¥ 6,500 (税別)

搬入日(取次): 

内容紹介

ミハイル・バフチン(1895—1975)は、文芸学、言語学、哲学、文化人類学、カルチュラル・スタディーズ、教育学、精神医療の実践等々、じつにさまざまな領域で世界的な影響を与えてきた点で、「ロシア」の思想家・哲学者としては稀にみる存在だといってよい。こうした影響力がその思想の豊かさを証すのは言うまでもないが、おしなべて「古典」がそうであるように、バフチンもまた時間的偏差をもって繰り返し(再)発見される思想家だ。
そのバフチンを新たに読み直すために本書が立てる軸は、出来事、言語、身体である。バフチンの著作をよく知る読者の目には、不穏なほどに穏当に映るだろう。マレーヴィチをロシア・アヴァンギャルドから解放し、博覧強記のエイゼンシテインのイメージ論を詳らかにした著者は、最新の研究成果を余すことなく織り交ぜ、バフチン思想が展開する時・場の知的・文化的背景を繙きながら、「バフチン以後」の直接ないし間接的にバフチンに関係する、あるいはまったく関係しない思想(家)や創作(物)を縦横無尽に交錯させることで、大胆かつ細心、緻密でありながら野蛮に、まだ見ぬ「バフチン」を立ち上げる。
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目次

 緒言
第一章 出来事
 1 サークル的知
   ネヴェリ/運動としての文化/ネヴェリ・サークル/『芸術の日』
 2 存在 = 出来事
   『責任の建築術』/対自的自己/出来事/行為、価値
 3「私」から
   具体性の建築術/実践の倫理学/共体験
 4 言語論への前哨
   言語論的転回へ向けて/内的言語形式
第二章 言語I
 1 三つの前提
   プンピャンスキイ「事件」/論議のあるテクスト/言語論的転回、術語問題
 2 言語学批判
   社会言語学、東西文学・言イ語ヴズャ比リ較史研究所/発話、言語の階層性/他者の言葉/メタ言語学
 3 対話論(一)
   対話の構成的構造/対話論の参照項/対話における他者
 4 イデオロギー・交通
   イデオロギー学/日常生活的イデオロギー、言語的交通
 5 心理学批判
   内言/フロイト主義批判
第三章 言語II
 1 対話論(二)
   二声・異方向・能動性/ドストエフスキイの対話学/ポリフォニー
 2 長編小説というジャンル
   ジャンルの記憶と大きな時間/長編小説の言葉
 3 クロノトポス
   長編小説におけるクロノトポス/クロノトポスの類型学
 4 ロシア・フォルマリズム批判
   形式化という問題/詩的言語、手法/文学史
第四章 身体
 1 カーニバル
   狭義のカーニバル・広義のカーニバル/「民衆」とは?
 2 笑い、広場、饗宴
   笑い/広場/饗宴
 3 グロテスク
   グロテスク概念/身体のトポグラフィ/垂直軸から水平軸へ/下降運動・下方志向
 4 ラブレーの「リアリズム」
   三つの景と綽名/言葉のカーニバル/ラブレーの言語論/言葉遊び
 結語
 註
 あとがき
  参考文献一覧/略年譜/術語・事項索引/人名索引
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著者略歴

大石 雅彦【著】

1953年生。早稲田大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(文学)早大。早稲田大学名誉教授。専攻はロシア・アヴァンギャルド、文化記号論。著書に『ロシア・アヴァンギャルド遊泳』『「新青年」の共和国』『聖ペテルブルク』『モスクワの声』『彼我等位』(以上、水声社)、『マレーヴィチ考』(人文書院)、『エイゼンシテイン・メソッド』(平凡社)。訳書にウスペンスキイ『構成の詩学』(共訳、法政大学出版局)、ロトマン『映画の記号論』(平凡社)、『ロシア・アヴァンギャルド 6——フォルマリズム』(共編訳、国書刊行会)など。
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商品概要

発行元
白水社
発売日
2026/06/29
ページ数
528p
ISBN
978-4-560-02459-1
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0010
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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