迂闊 in progress
発行元:本屋lighthouse
ジャンル: 文芸
2025/10/30発売
搬入日(直取引):基本的には注文当日または翌日の作業にて発送します(月・火・第3水曜日はお店が休みのため出荷作業も行わない場合が多いです)。
迂闊 in progress 『プルーストを読む生活』を読む生活
発行元:本屋lighthouse
ジャンル: 文芸
2025/10/30発売
搬入日(直取引):基本的には注文当日または翌日の作業にて発送します(月・火・第3水曜日はお店が休みのため出荷作業も行わない場合が多いです)。
内容紹介
二十二歳の誕生日にマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』14巻セットをもらった著者は、迂闊にもプルーストを読む生活をはじめてしまう。
伴走(=併読)するのはもちろん柿内正午『プルーストを読む生活』だが、本家と同じく逸脱し、かつて読んだ本や観た映画、これまでの人生におけるさまざまなできごとを思いだし、また戻り、より重層的な思考と筆致になっていく。
そうして「プルーストを読む」ということが習慣になったとき。そこにあるのは回復と、その練習の日々だった――。
解説・柿内正午
巻末に「この日記の時期に読まれていた本」「この日記の時期に観られていた映画」のリストを収録。
日記の中で言及される作家や著者たち:多和田葉子、岡 真理、柴崎友香、植本一子、滝口悠生、町屋良平、濱口竜介、保坂和志、G・ガルシア= マルケス、ヴァージニア・ウルフ、ポール・B. プレシアド、シモーヌ・ヴェイユ……などなど。
絶え間ない思考の濁流のなかで、誰かを、わたしを想う。書くことも読むことも、すべてがわたしを作っていく。書いたことも書かなかったことも、すべてが血肉になっていく。いつだって、何かを思わずにはいられない。きっと何度でも、わたしは生まれ変わることができる。
僕のマリ(文筆家)
丹渡さんの度を越したインプット量にあてられて、もっと本が読みたくなったし、映画を観たくなってきた。
柿内正午(町でいちばんの素人)
本書はプルーストを1文字も読んだことがない私にも楽しく読めましたし、気がついたらプルーストを読み始めていました。
編集担当 関口竜平
【柿内正午による短評】
プルーストを読む生活を読む生活というのは、『プルーストを読む生活』を出してから散々言われてきたし、じっさいいくつか企画もあったけれど、ただでさえどうでもいい日記本の、さらにどうでもいい縮小再生産にしかならない。やるのであれば柿内など読まずにプルーストを読むべきだし、プルースト以外も読むべきだし、なにより「べき」とか言わずに楽しく読むべきだ。
丹渡実夢さんの本が突出しているのは、はなから僕の本など利用しやすい踏み台に過ぎず、さっさと独自の跳躍を遂げるところだ。だからこの本は、『プルーストを読む生活』が合わなかった人も楽しめるかもしれないし、こちらのほうが好きになる人もいるだろう。
あらゆる本は仮設の足場である。だから、こういうただ都合がいいから使ってやった、とでもいうような本書の太々しさが、参照される本の書き手としてはいちばん嬉しい。
https://bsky.app/profile/kakisiesta.bsky.social/post/3lyc6pxnb7k2r
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