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体の贈り物

レベッカ・ブラウン【著】

発行元:twililight

ジャンル: 文芸

流通委託先:トランスビュー

2025/06/20発売

¥ 2,200 (税別)

 

体の贈り物

レベッカ・ブラウン【著】

発行元:twililight

ジャンル: 文芸

流通委託先:トランスビュー

2025/06/20発売

¥ 2,200 (税別)

 

内容紹介

アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。

逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。

喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。

エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。

著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。

金井冬樹の装画による新装版。



“横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐

怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき

もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。

まさに奇跡のような贈り物。”

小川公代



“透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、

心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、

いま、世界でなにより大事なものに思える。”

木村紅美
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目次

汗の贈り物

充足の贈り物

涙の贈り物

肌の贈り物

飢えの贈り物

動きの贈り物

死の贈り物

言葉の贈り物

姿の贈り物

希望の贈り物

悼みの贈り物



謝辞

『体の贈り物』三十年後

二〇二五年版訳者あとがき
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著者略歴

レベッカ・ブラウン【著】

1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。

柴田元幸【翻訳】

1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。

ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。

文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。
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商品概要

発行元
twililight
流通委託先
トランスビュー
発売日
2025/06/20
ページ数
196p
判型(実寸)
170mm × 122mm
ISBN
978-4-9912851-9-6
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0097 / 01
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

※取次ルートの納品はトランスビューに流通委託をしていません。

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