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アメリカの残照

宮脇 俊文【著】

発行元:水曜社

ジャンル: 文芸

2025/06/25発売

¥ 2,200 (税別)

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アメリカの残照 ものまね鳥は死んだか?

宮脇 俊文【著】

発行元:水曜社

ジャンル: 文芸

2025/06/25発売

¥ 2,200 (税別)

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搬入日(取次):注文日から中一日営業日取次搬入。営業日:月~金(祝日除く)

内容紹介

大統領選のバトルグラウンド(戦場)はトランプの圧勝。

アメリカは過去の栄光を選択した。



イノセントでは殺される……

その予感はすでに400年前、アメリカ自身が、奴隷制を始めたときに孕んでいた。

『アラバマ物語』の黒人被告トムは撃ち殺される。Black LivesMatterは現代アメリカを象徴している。貧しい移民の子、上流階級に成り上がろうとしたギャツビーも殺された。なぜ?

20世紀アメリカ文学に分断の “くさび” を感じとった著者が、漂流する強大な連邦国家の分断の本質を書き下ろした。
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目次

序章 二つの国アメリカ

1章 ドナルド・トランプを支持する人々

2章 日常に潜む影 ―『アラバマ物語』 

3章 変われない人々 ―『本町通り』から『わが町』へ

4章 誰がギャツビーを殺したのか?

5章 イノセンスは殺される ―『ティファニーで朝食を』 

6章 漂流する物語 ―『ティファニーで朝食を』から『オン・ザ・ロード』へ

7章 搾取する側とされる側 ―『怒りの葡萄』から『ノマド』へ

8章 ノーマン・ロックウェルのアメリカ ―『私たちすべての問題』

終章 アメリカの正義の行方
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著者略歴

宮脇 俊文【著】

1953年神戸市生まれ。上智大学大学院修士課程修了。成蹊大学名誉教授。文芸誌『ケヤキブンガク』(水曜社)代表。ガステイヴァス・アドルファス大学交換教授、ブラウン大学客員研究員、ミネソタ大学客員教授などを歴任。著書に『アメリカの消失 ハイウェイよ、再び』水曜社 (2012)、『「グレート・ギャツビー」の世界 ダークブルーの夢』青土社 (2013)、『村上春樹を、心で聴く 奇跡のような偶然を求めて』青土社 (2017)、『ジャズ・エイジは終わらない『夜はやさし』の世界』青土社 (2019)など。
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商品概要

発行元
水曜社
発売日
2025/06/25
ページ数
264p
ISBN
978-4-88065-585-7
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0098
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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