ヘンリー・ジェイムズ【著】
(Henry James 1843–1916)
1843年にニューヨークで生まれる。一歳年上の実兄は、プラグマティズム思想を標榜する哲学者・心理学者として斯界に確固たる地歩を築いたウィリアム・ジェイムズ。代表作は本書に収めた短編小説「デイジー・ミラー」や「ほんもの」をはじめ、ゴシック小説系の中編小説「ねじの回転」、長編小説『ワシントン・スクウェア』『ある貴婦人の肖像』『ボストニアンズ』『カサマシマ侯爵夫人』『使者たち』など。異文化理解を礎にした文学的融合を意識し、人間の心理の微妙な襞をくすぐる優れた作家として知られる。