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十五年戦争と軍都・佐伯

軸丸浩【著】

発行元:弦書房

ジャンル: 人文

2025/03/31発売

¥ 2,000 (税別)

搬入日(取次):在庫が地方小にすでにある場合は、5~7日程度で搬入予定です。

十五年戦争と軍都・佐伯 ある地方都市の軍国化と戦後復興

軸丸浩【著】

発行元:弦書房

ジャンル: 人文

2025/03/31発売

¥ 2,000 (税別)

搬入日(取次):在庫が地方小にすでにある場合は、5~7日程度で搬入予定です。

内容紹介

戦後80年の年である。あの太平洋戦争の戦前・戦中・戦後に、ひとつの地方都市(本書では大分県佐伯市)が、どのような戦略のもとに〈軍都〉となっていったのか、そしてどのように戦後処理が行なわれたのかを各方面の(特に海軍関連)資料から描き出す。従来、地方都市が〈軍都〉に指定され海岸と海上防衛にそなえて「海軍航空隊」が設置された経緯とその実態はあまり語られてこなかった。本書は「軍国化」とはどういうことか、「戦争責任」をどう考えるべきか、を戦後80年の節目に改めて問い直す出色の一冊。
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目次

第一編 軍都佐伯への兆し

 日清・日露戦争と豊予要塞の建設/海軍思想普及講演会

第二編 軍都佐伯の形成

 満州事変と佐伯/佐伯海軍航空隊の発足/国民統合の加

 速/航空隊御用達と佐伯地方の花柳界

第三編 日中戦争と佐伯

 戦争と教育/重慶爆撃

第四編 太平洋戦争下の豊後水道

 機雷の配備/丹賀砲台の爆発事故

第五編 終戦と佐伯

 戦後復興のなかで/海上自衛隊佐伯基地分遣隊の開隊

資料編 水銀鉱山

 どうやって水銀を取り出したのか?/戦時下の佐伯水銀

 鉱山

戦争責任について思うこと
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著者略歴

軸丸浩【著】

1960(昭和35)年、大分県津久見市生まれ、間もなく佐伯市に転居し、小学校時代を過ごす。1983(昭和58)年、熊本大学教育学部卒業。元大分東明高等学校教諭。

現在 歴史研究家。

〈主要書籍〉

『地域史研究と歴史教育』(熊本出版文化会館、1998)(共著)『佐伯市誌 上・中巻』(2024)(共著)
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商品概要

発行元
弦書房
発売日
2025/03/31
ページ数
260p
判型(実寸)
148mm × 128mm
ISBN
978-4-86329-304-5
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0021 / 14
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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