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近江・坂本の町屋 旧岡本家解体記

須藤 護【著】

発行元:サンライズ出版

ジャンル: 人文

2025/03/03発売

¥ 2,300 (税別)

搬入日(取次):注文日から2~3営業日以内に取次搬入いたします

近江・坂本の町屋 旧岡本家解体記 解体から再生へ

須藤 護【著】

発行元:サンライズ出版

ジャンル: 人文

2025/03/03発売

¥ 2,300 (税別)

搬入日(取次):注文日から2~3営業日以内に取次搬入いたします

内容紹介

2023年3月、滋賀県大津市坂本の目抜き通りにある町屋が、道路拡幅の影響で解体された。町屋は明治から現在に至るまで用いられた建築物であり、昭和10年代には滋賀銀行坂本出張所として用いられたこともある。その解体の過程を通して町屋の発展・進化と職人の技術や道具などについても考察をおこない、町屋を形成した人々の足跡を追う。
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目次

はじめに

第1章 旧岡本家の解体

1 旧岡本家の概要

2 解体の作法

3 解体の手順

4 古井戸と便壺に対する配慮

第2章 町屋の外観を構成する要素

1 近江坂本の町並

2 町屋の外観を構成する装置と部品

3 土壁、漆喰、弁柄

4 切妻屋根と桟瓦

第3章 建築の規格化と町屋の進化

1 町家を成立させた要素

2 建築の規格化と町屋の進化

3 建材、建具等の規格化

4 間仕切りと建具の普及

5 建材の加工と工具

第4章 町屋を支えてきた人びと

1 町屋が創り出した景観

2 正確な職人の仕事

3 日本は造形の国である



解体から再生へ―職人としての生き方に教えられて―   横田雅美

おわりに

主な参考文献
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著者略歴

須藤 護【著】

1945年、千葉県生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。近畿日本

ツーリスト(株)日本観光文化研究所々員、龍谷大学教授を経て現在民俗文化財保護事業と地域研究に従事。民俗学専攻。

横田 雅美【著】

愛知県名古屋市出身。愛知県立芸術大学音楽学部音楽科器楽管打楽器専攻卒業。音楽活動を通して人々の生活に関心を抱き、民俗学を志す。地域文化財資料整理に関わり、田上郷土史料館館報『田上の衣生活資料』に文章を寄せる。現在も衣生活を含め聞き書き、学びを深めている。今回の作業を通して、住まいと人びとの暮らしについて興味が広がった。
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商品概要

発行元
サンライズ出版
発売日
2025/03/03
ページ数
240p
ISBN
978-4-88325-831-4
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0021
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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