近代オスマン帝国における国家医療の誕生
内容紹介
帝国随一の湾岸都市であり、国際商業都市であったイズミルに着目し、
大帝国がいかに「地方」から医療・衛生制度を近代化していったのか――。
多彩な新資料や図版をもとに、都市社会史の手法を用いて国家医療の形成を丹念に詳述する。
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大帝国がいかに「地方」から医療・衛生制度を近代化していったのか――。
多彩な新資料や図版をもとに、都市社会史の手法を用いて国家医療の形成を丹念に詳述する。
目次
序章 近代オスマン帝国と医療・衛生・地方社会
第1章 19 世紀後半における地方医療・衛生行政の改革
第2章 清潔で近代的な都市へ
―近代イズミルにおける都市行政と公衆衛生
第3章 新たな医学知と衛生対策の変容
―20 世紀転換期イズミルにおけるコレラ流行
第4章 地方における国家医療の代理人
―市行政医の職務
第5章 行政医の苦難と抵抗
―近代オスマン帝国における医療の専門職化
終章 地方から見えるもの
あとがき
図表出典一覧
参考文献
注
索引
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第1章 19 世紀後半における地方医療・衛生行政の改革
第2章 清潔で近代的な都市へ
―近代イズミルにおける都市行政と公衆衛生
第3章 新たな医学知と衛生対策の変容
―20 世紀転換期イズミルにおけるコレラ流行
第4章 地方における国家医療の代理人
―市行政医の職務
第5章 行政医の苦難と抵抗
―近代オスマン帝国における医療の専門職化
終章 地方から見えるもの
あとがき
図表出典一覧
参考文献
注
索引
著者略歴
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発行元
慶應義塾大学出版会
発売日
2024/12/17
ページ数
312p
判型(実寸)
215mm × 155mm
ISBN
978-4-7664-3001-1
著者
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
3022 / 14
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)