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誘惑者 下

ヘルマン・ブロッホ【著】

発行元:あいんしゅりっと

ジャンル: 文芸

流通委託先:トランスビュー

2024/11/22発売

¥ 2,900 (税別)

搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)

搬入日(取次):■受注締切=平日17:00→翌々営業日に八木書店(さらに翌々営業日までにトーハン、日販などへ)

誘惑者 下

ヘルマン・ブロッホ【著】

発行元:あいんしゅりっと

ジャンル: 文芸

流通委託先:トランスビュー

2024/11/22発売

¥ 2,900 (税別)

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内容紹介

20世紀ドイツ文学を代表する作家であるヘルマン・ブロッホの死後に遺稿から編纂された長編小説をドイツ文学者・古井由吉が翻訳。ときにはひとつの文で数頁にまでおよぶこともある、ドイツ語の表現を極めた特異な文体を、古井由吉だからこそ翻訳なしえた言語芸術の最高峰。



「誘惑者」に浸透されていく村人たちと、侵されることのないひとりの老婆。やがて語り手である田舎医師も眩惑されていき、ついには宗教的儀式である出来事が。田舎医師を通して描かれる、村人たちの空想な熱狂と荘厳にそびえ立つ山々の様子。

筑摩世界文學体系(1973年2月刊行)に収録の同名作品の復刊に書き下ろしの解説(早川文人・金沢大学)を追録。
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目次

◆誘惑者 下

7章 憎しみ

8章 甦り

9章 孤独

10章 救済

11章 羞恥

12章 無限なるもの

語り手のあとがき

◆訳者解説

◆解説 ヘルマン・ブロッホ/古井由吉の『誘惑者』 早川文人(金沢大学)
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著者略歴

ヘルマン・ブロッホ【著】

1886年ウィーンでユダヤ系の裕福な紡績業者の長男として生まれ、実業家としての道を歩むも一転、1927年に工場を売却し、その後ウィーン大学で聴講生として数学、哲学、心理学を学ぶ。1931年から1933年に長編小説『夢遊の人々』を発表。1938年にナチスに逮捕拘禁されるも、拘束中に『ウェルギリウスの死』の執筆を続ける。ジェイムズ・ジョイスなど外国作家たちの尽力で解放後イギリスを経て、アメリカへ渡る。1945年に『ウェルギリウスの死』、1950年に『罪なき人々』を発表。プリンストン大学で群衆心理学を研究し、論文を発表。ノーベル文学賞候補となるも、1951年死去。『誘惑者』は生前には発表されず、遺稿を整理する形で1953年に全集に収められる。

古井 由吉【翻訳】

小説家、ドイツ文学者。1937年生まれ。東京大学大学院独語独文学専攻修士課程を修了後に、金沢大学、立教大学で教鞭を執る。1968年に最初の小説『木曜日に』を発表。1971年に『杳子』で芥川賞受賞。主な作品に『栖』『槿』『仮往生伝試文』など。ムージル『愛の完成』『静かなヴェロニカの誘惑』を翻訳。2020年に死去。
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商品概要

発行元
あいんしゅりっと
流通委託先
トランスビュー
発売日
2024/11/22
ページ数
576p
判型(実寸)
174mm × 120mm
ISBN
978-4-911290-03-3
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0097 / 01
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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