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越境するアフォリズム 

ボーヴィウ・マリ=ノエル【著】

発行元:アプレミディ

ジャンル: 人文

流通委託先:トランスビュー

2024/09/27発売

¥ 2,100 (税別)

搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)

搬入日(取次):注文日の翌営業日に取次搬入いたします。

越境するアフォリズム  シンポジウム「アフォリズムと通念−日仏独文学をめぐって」論文集

ボーヴィウ・マリ=ノエル【著】

発行元:アプレミディ

ジャンル: 人文

流通委託先:トランスビュー

2024/09/27発売

¥ 2,100 (税別)

搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)

搬入日(取次):注文日の翌営業日に取次搬入いたします。

内容紹介

文学研究で頻出する「アフォリズム」とはそもそも何なのか―?
日本で一般的に「アフォリズム」というと、格言、警句などと訳され格言集などのタイトルなどで使われることが多い言葉ですが、「アフォリズム」そのものが一体なんなのかというのは一般的にはあまり理解されていません。
西洋で生まれたこのアフォリズムはしかし、フランスやドイツの文学ばかりでなく、日本でも萩原朔太郎や芥川龍之介などにも大きな影響を与えました。
本書は、日仏の文学者8名によるアフォリズムについての研究論文集です。
各国の文学においてアフォリズムはどのように使われていったのか、さまざまな視点から考えていく一冊となっています。巻末付録には萩原朔太郎の「アフォリズムに就いて」を収録しています。
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目次

第1章 アフォリズムと教養
01 シャルル・ヴァンサン「剪定して力を増す 思想の刺激剤としての引用」
02 ブラン・ラファエル「この思想は確かに私のものであるが、私の思想ではない」ルソー対アンソロジー製造家
03 國重 裕「森鷗外『知恵袋』とAdolph von Knigge
“Über den Umgang mit Menschen” をめぐって

第2章 雑誌におけるアフォリズム
04 カロリン・クレピア「 « En chair et en os, – en os surtout »(痩せてガリガリ)19世紀末フランスにおけるサラ・ベルナールを標的とした女性嫌悪のアフォリズム」
05 篠崎 美生子「アフォリズムに何が求められたのか 近代読者の欲望と「侏儒の言葉」」

第3章 アフォリズムで文学作品を書く
06 朝比奈 美知子「萩原朔太郎のアフォリズム 詩の原理と詩語をめぐる内的省察と実験の軌跡」
07 杉本 圭子「大岡昇平とスタンダール 小説におけるアフォリズム的表現をめぐって」

巻末付録
萩原 朔太郎「アフォリズムに就いて」
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著者略歴

ボーヴィウ・マリ=ノエル【著】

リヨン第三大学比較文学博士、明治学院大学文学部フランス文学科准教授。とくに20 世紀初頭の西洋文学と日本文学との関係を中心に研究。著書にLittéraire, trop littéraire : des compositions
fragmentaires d’Akutagawa Ryûnosuke (Hermann)、論文に「大正期視覚メディアとフィクション-
稲垣足穂『一千一秒物語』の言語表象」(『小説のフィクショナリティ 理論で読み直す日本の文学』ひつじ書房、2022、p. 305-322 )などがある。
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商品概要

発行元
アプレミディ
流通委託先
トランスビュー
発売日
2024/09/27
ページ数
210p
判型(実寸)
210mm × 148mm
ISBN
978-4-910525-03-7
Cコード/ジャンルコード
1090
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト) / 指定なし(デフォルト)

※取次ルートの納品はトランスビューに流通委託をしていません。

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