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増補改訂版 ヴェールを脱いだインド武術

伊藤 武【著】

発行元:新泉社

ジャンル: 実用

2024/09/03発売

¥ 3,000 (税別)

搬入日(取次):注文日の翌々営業日の搬入となります。(八木書店様へは毎週水曜・金曜の搬入となります。)

増補改訂版 ヴェールを脱いだインド武術 甦る根本経典『ダヌルヴェーダ』

伊藤 武【著】

発行元:新泉社

ジャンル: 実用

2024/09/03発売

¥ 3,000 (税別)

搬入日(取次):注文日の翌々営業日の搬入となります。(八木書店様へは毎週水曜・金曜の搬入となります。)

内容紹介

カラリパヤットの源流を求めて

すべての学問・技芸がそうであるようにインドでは武術もまた神々に属している――。
インド各地への広いフィールドワークと、『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』といった叙事詩から「ヴェーダ」文献までを博捜し、神話、歴史、技術、思想、蘇生術、アーユルヴェーダなど、伝統の武術カラリパヤットが内包する豊穣な体系を解き明かす名著、待望の増補改訂。補編として幻のチベット武術「獅子吼金剛拳――チベット密教の武術」の一編を附す完全版。
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目次

口上──インド武術の『虎の巻』と呪いのこと

第一篇 カラリの武術

1 武術の始まり
ヴィーラバドラ
マーラ
ガネーシャ
パラシュラーマ

2 ヴェーダの武術
カラリパヤットの始まり
バラモンのケーララ伝来
インド武術の根本経典
金剛拳(ヴァジュラムシュティ)

3 むき出しの子宮
〝カラリ〟の語源
〝カラリ〟システムの完成
インド風水
大地の〈風〉

4 野獣になる──体術
レッツ・カラリ
セルフ・アビヤンガと準備運動
脚の稽古
動物のポーズ
ヨガ武術?

5 人になる──武器術
大量破壊兵器はあったか?
武器の種類
木製武器術(コールターリ)
金属武器術(アンカターリ)
武器をスーパー武器に易る
オッタパヤット──カラリの太極拳

6 勇者になる──拳法術
カラリパヤットの拳法
拳は武器の延長
自然の武器

第二篇 カラリの身体

7 断末魔の悲鳴
「末魔(マルマン)」の定義
マルマンの位置
「断末魔」したら
蘇生術(マルカイ)
達磨は来たか?

8 末魔と経穴
『スシュルタ』のゆくえ
経穴(ツボ)との比較
〈氣〉またはプラーナ
臍──脈管の根
アムリタ・ニーラ──日周期
寝ぼけたマルマンをたたき起こす方法

9 末魔と密教
ダヌルヴェーダ瞑想の基本
マルマンからチャクラへ
真言の秘儀(マントラ・タントラム)

第三篇 カラリの医術

10 タントラの医学
マルマ療法のこんにち
鍼灸はある?
マルマ療法の原点
マルマ療法の根本原理

11 アビヤンガとシローダーラ
カラリの衰退とマルマ療法の伝播
マルマ・アビヤンガ
シローダーラ

12 ウリチル究極のマッサージ
季節に合わせた稽古とマッサージ
ウリチル・フルコース
ウトサーダナ
ヨーガの宝の動き

補論 獅子吼金剛拳──チベット密教の武術

アダト伝説
ドプドプ(僧兵)
不殺生戒
死のヨーガ
武者修行の旅
喇嘛拳

あとがき
参考文献
カラリパヤット関連年表
カラリパヤットの体系と術語
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著者略歴

伊藤 武【著】

1957年、石川県出身。作家、イラストレーター。
サンスクリット語とヨーガの講師、古式ムエタイをはじめとした東南アジア伝統武術の研究を行う。1979年、最初のインド旅行に出発。約2年間にわたってインド全土、ネパール、スリランカ、タイを放浪する。以後もこれらの地域を繰り返し訪問し、遺跡調査、神話・伝説、風習、武術、食文化等の収集に努める。インド研究家として周辺地域の歴史や文化にも造詣が深い。全国でオリジナルテキストを用いたサンスクリット語講座等を開催。サンスクリット語の原文から翻訳されたヨーガスートラは難しい用語を使わずに説明され人気を博している。また、自身によるイラストは難解なインド哲学を理解する手助けになると定評がある。
著書に『図説ヨーガ大全』(佼成出版社)、『スパイスの冒険』『秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ』『全アジアを喰らう』『身体にやさしいインド』『図説インド神秘事典』(以上、講談社)、『古式ムエタイ見聞録』(新泉社)、『図説ヨーガ・スートラ』『チャラカの食卓 二千年前のインド料理』〔共著〕(以上、出帆新社)、など多数。
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商品概要

発行元
新泉社
発売日
2024/09/03
ページ数
316p
判型(実寸)
210mm × 150mm
ISBN
978-4-7877-2324-6
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0075 / 06
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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