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自閉症とその他の神経発達症のESSENCE(エッセンス)

クリストファー・ギルバーグ【著】

発行元:明石書店

ジャンル: 人文

2024/07/18発売

¥ 2,200 (税別)

搬入日(取次):基本的には注文受注日から営業日の翌々日に取次様へ搬入いたします。

自閉症とその他の神経発達症のESSENCE(エッセンス) 併存症、評価、および介入について再考する

クリストファー・ギルバーグ【著】

発行元:明石書店

ジャンル: 人文

2024/07/18発売

¥ 2,200 (税別)

搬入日(取次):基本的には注文受注日から営業日の翌々日に取次様へ搬入いたします。

内容紹介

児童精神医学の泰斗、クリストファー・ギルバーグ教授が提唱した、神経発達障害のある子どもの早期の状態、またその見極め方であるESSENCE(神経発達的診察が必要になる早期徴候症候群)。

本書では、ESSENCEの概念をはじめ、各症候群の状態像を概説した上で、具体的な事例を症例説明の形で示し、さらに、それぞれのライフステージにおけるESSENCEの影響までを解説。

従来のカテゴリー診断の限界を踏まえ、症状の共有や診断の併存が「ルール」であるという視点を提供し、包括的なアセスメントとそれに基づく早期の支援/介入/治療の必要性を説いた一冊。
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目次

第1章 ESSENCE(エッセンス)って何?

第2章 注意欠如・多動症(ADHD)、不注意、衝動性と落ち着きのなさ

第3章 自閉症

第4章 発達性協調運動症(DCD)

第5章 話し言葉と言語の障害

第6章 知的発達症(ID)および学習上の問題

第7章 限局性学習症(学習困難)

第8章 トゥレット症およびその他のチック症群

第9章 選択性緘黙(場面緘黙)

第10章 回避・制限性食物摂取症(ARFID)

第11章 反応性アタッチメント障害(RAD)および脱抑制型対人交流障害(DSED)

第12章 小児急性発症神経精神症候群(PANS)および溶連菌感染症関連小児自己免疫性神経精神疾患(PANDAS)

第13章 行動表現型症候群(BPS)

第14章 神経疾患および神経障害

第15章 ESSENCE:3件の症例報告

第16章 ESSENCEとともに歩む人生:小児期以降

第17章 ESSENCEセンター

終わりに



 参考文献

 索引

 監修者あとがき

 著者・監修者・訳者紹介
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著者略歴

クリストファー・ギルバーグ【著】

1950年生まれ。スウェーデンのイェーテボリ大学で児童青年精神医学分野の教授として研究・教育に従事。2010年にギルバーグ神経精神医学センターを設立。サルグレンスカ大学病院児童精神神経科医長。

臨床現場における複雑な精神医学/神経発達の問題を抱える患者と家族の治療と支援への広範な取り組みは45年を超え、神経発達障害分野に関する700本以上の科学論文と多数の本を執筆。

ロンドン大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、グラスゴー大学、エディンバラ大学、パスツール研究所、高知大学において客員教授や名誉教授を務め、その研究成果により、国内外で数々の賞を受賞。

田中 康雄【監修】

1958年、栃木県生まれ。児童精神科医・臨床心理士。獨協医科大学医学部卒。北海道内の精神科病院での勤務後、国立精神・神経センター精神保健研究所の児童・思春期精神保健部児童期精神保健研究室長、北海道大学大学院教育学研究院教授、同附属子ども発達臨床研究センター教授を経て、現在、医療法人社団倭会こころとそだちのクリニックむすびめ院長。北海道大学名誉教授、日本児童青年精神医学会認定医。

主な著書として、『ADHDの明日に向かって 増補版』(星和書店、2004年)、『軽度発達障害――繋がりあって生きる』(金剛出版、2008年)、『生活障害として診る発達障害臨床』(中山書店、2016年)、『「発達障害」だけで子どもを見ないで――その子の「不可解」を理解する』(SB新書、2019年)、『僕の児童精神科外来の覚書――子どもと親とともに考え、悩み、実践していること』(日本評論社、2022年)。監修として、『わかってほしい!気になる子』(学習研究社、2004年)。また翻訳監修として、クリストファー・ギルバーグ『アスペルガー症候群がわかる本』(森田由美訳、2003年)、ダイアン・M.ケネディ『…

畠中 雄平【監修】

琉球大学人文社会学部教授。前高知ギルバーグ発達神経精神医学センター所長。児童精神科医。

本書の著者であるクリストファー・ギルバーグ教授のもと、イェーテボリ大学サルグレンスカアカデミーでPhD の学位を取得。筆頭著者でギルバーグ先生との共著論文として以下のものがある。

Hatakenaka Y, Kotani H, Yasumitsu-Lovell K, Suzuki K, Fernell E, Gillberg C.(2016)Infant Motor Delay and Early Symptomatic Syndromes Eliciting Neurodevelopmental Clinical Examinations in Japan. Pediatric Neurology. 54, 55-63.

Hatakenaka Y, Fernell E, Sakaguchi M, Ninomiya H, Fukunaga I, Gillberg C.(2016).ESSENCE-Q - a first clinical validation s…

北添 紀子【監修】

現在、高知県立療育福祉センター副センター長、高知ギルバーグ発達神経精神医学センター長。児童精神科医。臨床心理士。医学博士(高知大学)。

高知県生まれ。1990年高知医科大学医学部卒業後、高知医科大学神経精神科、高知市内の精神科勤務、鳴門教育大学、高知大学保健管理センターを経て、2017年より現職。

主な論文として,

北添紀子(2012).広汎性発達障害のある大学生の心理療法過程――箱庭療法を中心に.箱庭療法研究,24巻3号,19-33.

北添紀子(2013).社交不安障害の大学生の箱庭療法過程――恥ずかしさの奥にある攻撃性とその現代的表現.箱庭療法学研究,26巻1号,43-53.

Kitazoe N, Inoue S, Izumoto Y, Kumagai N, Iwasaki Y.(2015).The Autism-Spectrum Quotient in university students: pattern of changes in its scores and associated factors. Asia-P…

石川 ミカ【翻訳】

国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。外資系銀行勤務を経て、障害・福祉・リハビリテーション分野の翻訳に従事。

主な訳書として、マルチメディアDAISY図書『賢者の贈りもの』(オー・ヘンリー著、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会、2007年)、『玄天 第一巻 白虎』(カイリー・チャン著、バベルプレス、2012年)、『世界障害報告書』(アラナ・オフィサー、アレクサンドラ・ポサラック編、明石書店、2013年)、『大人のADHDのアセスメントと治療プログラム――当事者の生活に即した心理教育的アプローチ』(スーザン・ヤング、ジェシカ・ブランハム著、明石書店、2015年)『アスペルガー症候群の人の就労・職場定着ガイドブック――適切なニーズアセスメントによるコーチング』(バーバラ・ビソネット著、明石書店、2016年)、『ヒトラーの娘たち――ホロコーストに加担したドイツ女性』(ウェンディ・ロワー著、明石書店、2016年)など。『移住者と難民のメンタルヘルス――移動する人の文化精神医学』(ディネッシュ・ブグラ、スシャム・グプタ編、明石書店、2017年)の翻訳に協力。

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商品概要

発行元
明石書店
発売日
2024/07/18
ページ数
164p
ISBN
978-4-7503-5790-4
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0011
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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