新美 南吉【著】
1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。
西條 由紀夫【イラスト】
1956年、福岡市に生まれる。愛知県立芸術大学(日本画科専攻)卒業。福井市にて仕事をしながら創作活動。2017年滋賀県東近江市に移り住み、漆喰を使って作る絵・Traceシリーズを中心に朗読絵、版画、ムコウ・ミズエ(アクリル板の裏に色をぬって)、型絵染に取り組んでいる。前作『子どものすきな神さま』で、新美南吉生誕105年記念事業・第2回安城市新美南吉絵本大賞(おとなの部)優秀賞受賞。
主な著作:『子どものすきな神さま』(サンライズ出版2019)