内容紹介
2011年、カダフィはなぜ殺されたのか?
〝人道的介入〟の嘘を豊富な資料で解き明かす
大量破壊兵器の開発計画を放棄し欧米と和解していたはずのリビアの革命指導者ムアンマル・カダフィ。2011年、そのカダフィが〝アラブの春〟の反乱と欧米諸国の〝人道的介入〟を受け、残虐に殺害されるに至った背景には何があったのか。
本書は、カダフィが生まれ最期を遂げた地であるシルテを出発点に、豊富な資料を駆使して欧米の〝人道的介入/保護する責任〟の虚構を暴き、リビアに現在まで続く混乱をもたらしたNATOの軍事介入のほんとうの目的を明らかにする。また、欧米の有名国際人権NGO、メディア、左派が戦争の遂行に果たした役割を検証しその退廃性を問う。オバマ以降の戦争を読み解くための最初の一冊。
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〝人道的介入〟の嘘を豊富な資料で解き明かす
大量破壊兵器の開発計画を放棄し欧米と和解していたはずのリビアの革命指導者ムアンマル・カダフィ。2011年、そのカダフィが〝アラブの春〟の反乱と欧米諸国の〝人道的介入〟を受け、残虐に殺害されるに至った背景には何があったのか。
本書は、カダフィが生まれ最期を遂げた地であるシルテを出発点に、豊富な資料を駆使して欧米の〝人道的介入/保護する責任〟の虚構を暴き、リビアに現在まで続く混乱をもたらしたNATOの軍事介入のほんとうの目的を明らかにする。また、欧米の有名国際人権NGO、メディア、左派が戦争の遂行に果たした役割を検証しその退廃性を問う。オバマ以降の戦争を読み解くための最初の一冊。
目次
はじめに リベラル帝国主義と新たなアフリカ争奪戦
第一章 シルテ―リビア独立の要石
第二章 シルテ―帝国主義の試金石
第三章 リビアの汎アフリカ主義とそれへの不満
第四章 アフリカに対する戦争―AFRICOM、NATO、人種差別
第五章 人道主義と緊急事態の創出
おわりに 余波―アフリカとの新しい戦争
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第一章 シルテ―リビア独立の要石
第二章 シルテ―帝国主義の試金石
第三章 リビアの汎アフリカ主義とそれへの不満
第四章 アフリカに対する戦争―AFRICOM、NATO、人種差別
第五章 人道主義と緊急事態の創出
おわりに 余波―アフリカとの新しい戦争
著者略歴
続きを読む商品概要
発行元
感覚社
発売日
2021/04/01
ページ数
525p
判型(実寸)
188mm × 127mm
ISBN
978-4-909828-00-2
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0031
読者対象/成人指定
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