私運転日記
内容紹介
中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めての丸ごと一冊日記の本。
“出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない”
「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。
島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ……
40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。
“たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。
風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。
そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う”
“忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くことは慰めてくれる”
《推薦文》
愛のこと、身体のこと、言葉のこと、感覚のこと、文学としての日記のこと。意識の下にもぐる思考がここではひらめくように冴えわたって、澄んで光って自由な踊りみたいに伝わる。
日記だからこそ、日々表出する生活のなかの逡巡がてらいなく描かれる。その場の瞬間の気分と気持ちもないがしろにせず大切に携えて、でもずっと、生きることそのものを考えている。染み渡ってつながるさみしさがなんでかすこしあたたかい。
言葉の上達を畏れて包まないまま投げ捨てたいと書かれた願いとはうらはらの受け取りかもしれない。でも、私はありがとうって思います。
――古賀及子
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“出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない”
「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。
島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ……
40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。
“たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。
風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。
そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う”
“忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くことは慰めてくれる”
《推薦文》
愛のこと、身体のこと、言葉のこと、感覚のこと、文学としての日記のこと。意識の下にもぐる思考がここではひらめくように冴えわたって、澄んで光って自由な踊りみたいに伝わる。
日記だからこそ、日々表出する生活のなかの逡巡がてらいなく描かれる。その場の瞬間の気分と気持ちもないがしろにせず大切に携えて、でもずっと、生きることそのものを考えている。染み渡ってつながるさみしさがなんでかすこしあたたかい。
言葉の上達を畏れて包まないまま投げ捨てたいと書かれた願いとはうらはらの受け取りかもしれない。でも、私はありがとうって思います。
――古賀及子
著者略歴
続きを読む商品概要
発行元
twililight
取引代行先
トランスビュー
発売日
2024/03/11
ページ数
168p
判型(実寸)
182mm × 128mm
ISBN
978-4-9912851-6-5
著者
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0095
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト) / 指定なし(デフォルト)
※取次ルートの納品はトランスビューに流通委託をしていません。