カートに追加しました

定本 韓国語講座

金 禮坤【著】

発行元:ハザ

ジャンル: 語学

流通委託先:トランスビュー

2024/02/29発売

¥ 2,200 (税別)

搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)

搬入日(取次):■受注締切=平日17:00→翌々営業日に八木書店(さらに翌々営業日までにトーハン、日販などへ)

 

定本 韓国語講座

金 禮坤【著】

発行元:ハザ

ジャンル: 語学

流通委託先:トランスビュー

2024/02/29発売

¥ 2,200 (税別)

搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)

搬入日(取次):■受注締切=平日17:00→翌々営業日に八木書店(さらに翌々営業日までにトーハン、日販などへ)

 

内容紹介

幻の韓国語=朝鮮語講座。1960年、戦後言語教育の青春時代、在日の人々へ向けた熱き入門講座がいま蘇る。文法家はいかに語り、人々はいかに学んだのか?



朝鮮語学史上の重要な著作『朝鮮語文法』(1960)、日本語学の巨星・奥田靖雄を中心とする言語学研究会の言語学、そして黎明期の対照言語学を圧倒的な高みで統合した、若き日の言語学者・金禮坤、渾身の韓国語文法論入門。韓国語学習者・教育者のみならず、日本語研究者も必携。本物の文法論がここにある!



「本書は決して過去の遺物ではない。現在を生きる書物である。時代的な先進性、文法論の知的な愉しみ、母語と学習主体を見失わない対照言語学的な学び、そして韓国語への愛情といった様々な点において、これに比肩する類書を見ない。」



——野間秀樹「解説 金禮坤『定本 韓国語講座』は何が凄いのか、何が面白いのか」より
続きを読む

目次

はじめに

凡例



●第1回

講座のまえがき

発音の勉強について

文字と発音

母音(その1)



●第2回

母音(その2)



●第3回

子音(その1)



●第4回

子音(その2)



●第5回

終声と終声字母(받침)

終声が単語のなかにある場合



●第6回

動詞の活用(その1)

7つの終声といろいろな終声字母

動詞の活用

現在形



●第7回

動詞の活用(その2)

7.1. 過去形

7.2. 過去形のつくりかた

7.3. 先過去形

7.4. 未来形



●第8回

動詞の活用(その3)

8.1. 法(きもち)

8.2. 階称(ていねいさ)



●第9回

名詞の格(その1)

9.1. 格とは

9.2. 絶対格

9.3. 主格

9.4. 属格

9.5. 対格

練習問題



●第10回

名詞の格(その2)

10.1. 与格

10.2. 与格の対象的なくみあわせ

10.3. 与格の空間,時間的なくみあわせ

10.4. 位格

10.5. 形容詞とくみあわされる場合

10.6. 造格

10.7. 呼格

練習問題



●第11回

名詞の格(その3)

11.1. 与対格

11.2. 与造格

11.3. 格変化の連体形

練習問題



●第12回

形容詞(その1)(述語になる場合)

12.1. 形容詞のつくり(語構成)

12.2. 形容詞の活用



●第13回

形容詞(その2)

13.1. 形容詞の直説法

13.2. 形容詞の疑問法

13.3. 否定の形

13.4. 名詞の述語形



●第14回

連体形

14.1. 動詞の連体形

14.2. 形容詞の連体形



●第15回

動詞の相

15.1. 動詞の相の一般的な概念

15.2. 他動詞と自動詞

15.3. 相のつくりかた

15.4. 接尾辞と相



●第16回

動詞の接続形(その1)

16.1. 接続形のはたらき

16.2. 語幹に- 고がついた形

16.3. 語幹に- 며 / - 으며がついた形

16.4. 語幹に- 아 / - 어あるいは- 여がついた形  

16.5. 語幹に- 고서,- 면서 / - 으면서,- 아서 / - 어서がついた形



●第17回

動詞の接続形(その2)

17.1. 動詞の語幹に- 다가がついてできた接続形

17.2. 動詞の語幹に- 자がついてできた接続形

17.3. 動詞の語幹に- 도록がついてできた接続形

17.4. 動詞の語幹に- 니 / - 으니がついてできた接続形

17.5. - 니까 / - 으니까がついてできた接続形

17.6. - 매 / - 으매がついてできた接続形

17.7. - ㄴ즉 / - 은즉がついてできた接続形

17.8. - 거늘がついてできた接続形

17.9. - 건대がついてできた接続形

17.10. - 거니がついてできた接続形

17.11. - 는지라がついてできた接続形



●第18回

動詞の接続形(その3)

18.1. - 면の形をとる接続形

18.2. 語幹に- 거든がついてできた接続形

18.3. 語幹に- ㄹ진대 / - 을진대がついてできた接続形

18.4. 語幹に- 던들がついてできた接続形

18.5. 語幹に- 지마는(- 지만)がついてできた接続形

18.6. 語幹に- 건마는(- 건만),- 련마는 / - 으련마는(- 련만 / - 으련만)がついてできた接続形

18.7. 語幹に- 거니와,- 려니와がついてできた接続形

18.8. 語幹に- 되がついてできた接続形

18.9. 語幹に- 나 / - 으나,- 나마 / - 으나마がついてできた接続形

18.10. 語幹に- ㄹ지언정 / - 을지언정がついてできた接続形

18.11. 語幹に- ㄹ망정 / - 을망정がついてできた接続形

18.12. 語幹に- 더라도(- 드라도,- 드래도)がついてできた接続形

18.13. 語幹に- ㄹ지라도 / - 을지라도がついてできた接続形

18.14. 語幹に- ㄴ들がついてできた接続形



●ハングルについて知っておきたいこと



●あとがき



●解説

金禮坤『定本 韓国語講座』は何が凄いのか,何が面白いのか

野間秀樹

1.はじめに--本書はどのような本なのか

1.1. 本書の原本

1.2. 本書の背景

1.3. 言語学との出会い

1.4. 朝鮮語教師として

2. 本書の言語学的な特質は

2.1. 1961 年の言語学,韓国語学=朝鮮語学はどうだったのか

2.2. 奥田靖雄と言語学研究会とは

3. どのような点が類書と異なり,面白いのか

3.1. 対照言語学的な視点に貫かれていること

3.2. 可能な限り全体像を示そうとしていること

3.3. 音声学的な基礎に立って発音を記述していること

3.4. 音の変化から動詞の活用へと導いていること

3.5. 時制論など文法範疇の体系化を目指していること

3.6. 名詞の格の記述の独自的なこと

3.7. 形態論を重視していること

3.8. 時代精神を形象化しようとしていること

4. 終わりに-- 21 世紀の今日,なぜ金禮坤『定本 韓国語講座』か



索引

著者 金禮坤 年譜
続きを読む

著者略歴

金 禮坤【著】

金 禮坤(キム イェゴン)

韓国語=朝鮮語研究者。1933 年、兵庫県宝塚市生まれ。元朝鮮大学校文学部朝鮮語学講座長、現在は海山文化研究所代表。著作に「国語講座」(月刊『新しい世代』朝鮮青年社、1961–62 年)、『朝鮮語会話』(朝鮮青年社、1965 年)、『ポケット韓日辞典』、『ポケット日韓辞典』(いずれも사람 in 社、2007 年)など。

野間 秀樹【解説】

野間 秀樹(ノマ ヒデキ)

●言語学者。美術家。

●著書に、『言語存在論』(東京大学出版会)、『言語 この希望に満ちたもの:TAVnet時代を生きる』(北海道大学出版会)、『新版 ハングルの誕生:人間にとって文字とは何か』(平凡社。韓国語版は、朴守珍・金珍娥・金奇延共訳、돌베개〔トルべゲ〕)、『K-POP原論』(ハザ)、『韓国語をいかに学ぶか』(平凡社)、『図解でわかる ハングルと韓国語』(平凡社)、『한국어 어휘와 문법의 상관구조〔ハングゴ オフィワ ムンポベ サングァングジョ〕』(韓国語 語彙と文法の相関構造、太学社〔テハクサ〕、大韓民国学術院優秀学術図書)、『史上最強の韓国語練習帖 超入門編』(ナツメ社)、『史上最強の韓国語練習帖 初級篇』(高槿旭と共著、ナツメ社)、『新・至福の朝鮮語』(朝日出版社)、『韓国語学習講座 凜 1 入門』(金珍娥と共著、大修館書店)など。

●編書に、『韓国語教育論講座1–4』(くろしお出版)、『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン。韓国語版は、김경원〔キム・ギョンウォン〕訳、위즈덤하우스〔ウィジュドムハウス〕)、『韓…
続きを読む

商品概要

発行元
ハザ
流通委託先
トランスビュー
発売日
2024/02/29
ページ数
236p
判型(実寸)
210mm × 148mm
ISBN
978-4-910751-03-0
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0087 / 21
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

ページトップへ