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クジラのまち 太地を語る

赤嶺 淳【著】

発行元:英明企画編集

ジャンル: 人文

流通委託先:トランスビュー

2023/08/21発売

¥ 1,800 (税別)

 

クジラのまち 太地を語る 移民、ゴンドウ、南氷洋

赤嶺 淳【著】

発行元:英明企画編集

ジャンル: 人文

流通委託先:トランスビュー

2023/08/21発売

¥ 1,800 (税別)

 

内容紹介

捕鯨問題はすでに「捕る/捕らない」、「食べる/食べない」という単純な二項対立を超えて、科学や政治、倫理など、多様な問題が複雑に絡まりあった“捕鯨問題群”を形成するに至っている。

本書では、漁師、ペンション経営者、海産物販売業者など、「クジラのまち・太地」を愛し、誇りとする8名の生活史の「聞き書き」を軸に、従来は語られてこなかった太地の姿を提示。

鯨食・捕鯨をめぐってすれ違うまなざしの交差点を探り、複数の視点で“捕鯨問題群”に向きあい、広くオープンに語りあう環境の構築をめざす一冊。



◆目次


●太地をひらく………赤嶺 淳


■第Ⅰ部 太地を生きる

●1 南氷洋をおもう

①南氷洋、二五回出漁してるんですよ……網野俊哉さん

②大変な仕事やでぇ……濱田明也さん

③もう海しか知らないもん………小貝佳弘さん

●2 マッコウにあずかる

①足元は油まみれ……山下憲一さん

②あ~、腹ラーセンや……世古忠子さん

●3 太地をつなぐ

①舌は覚えているからね……久世滋子さん

②慣れ、慣れ、慣れ。……小畑美由紀さん

③なんでゴンドウしかいわんのか……由谷恭兵さん


■第Ⅱ部 太地を解く

●すれちがうまなざし──個人史とグローバルヒストリーの交差点で……赤嶺 淳

●かくれた主役──ゴンドウと歩む太地の捕鯨文化……ジェイ・アラバスター


■第Ⅲ部 太地を訊く

●幾重もの共同と協働──太地町プロジェクトをふりかえって……辛 承理

●太地にかかわる──あとがきにかえて………赤嶺 淳
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目次

●太地をひらく………赤嶺 淳


■第Ⅰ部 太地を生きる

●1 南氷洋をおもう

①南氷洋、二五回出漁してるんですよ……網野俊哉さん

②大変な仕事やでぇ……濱田明也さん

③もう海しか知らないもん………小貝佳弘さん

●2 マッコウにあずかる

①足元は油まみれ……山下憲一さん

②あ~、腹ラーセンや……世古忠子さん

●3 太地をつなぐ

①舌は覚えているからね……久世滋子さん

②慣れ、慣れ、慣れ。……小畑美由紀さん

③なんでゴンドウしかいわんのか……由谷恭兵さん


■第Ⅱ部 太地を解く

●すれちがうまなざし──個人史とグローバルヒストリーの交差点で……赤嶺 淳

●かくれた主役──ゴンドウと歩む太地の捕鯨文化……ジェイ・アラバスター


■第Ⅲ部 太地を訊く

●幾重もの共同と協働──太地町プロジェクトをふりかえって……辛 承理

●太地にかかわる──あとがきにかえて………赤嶺 淳
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著者略歴

赤嶺 淳【著】

赤嶺 淳(あかみね じゅん)
1967年大分県うまれ。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は食生活誌学、食生活史研究。人間による環境利用の歴史をあきらかにするため、水産物の生産から加工、消費までのサプライチェーンの発展過程に着目し、「食からみた社会」、「社会のなかの食」の変容過程をあとづけてきた。目下の関心は、マーガリンの主原料として20世紀初頭に創発した鯨油や大豆油、パーム油などの「油脂間競争」120年の絡まりあいの解明。おもな著作に『ナマコを歩く』(新泉社、2010年)、『鯨を生きる』(吉川弘文館、2017年)、「ノルウェーにおける沿岸小型捕鯨の歴史と変容」(『北海道立北方民族博物館紀要』29号、2020年)、「日本近代捕鯨史・序説」(『国立民族学博物館研究報告』47巻3号、2023年)など。
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商品概要

発行元
英明企画編集
流通委託先
トランスビュー
発売日
2023/08/21
ページ数
352p
判型(実寸)
188mm × 128mm
ISBN
978-4-909151-81-0
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0036
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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