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地域社会はエネルギーとどう向き合ってきたのか

茅野, 恒秀, 1978-

発行元:新泉社

ジャンル: 人文

2023/06/28発売

¥ 2,500 (税別)

搬入日(取次):注文日の翌々営業日の搬入となります。(八木書店様へは毎週水曜・金曜の搬入となります。)

地域社会はエネルギーとどう向き合ってきたのか

茅野, 恒秀, 1978-

発行元:新泉社

ジャンル: 人文

2023/06/28発売

¥ 2,500 (税別)

搬入日(取次):注文日の翌々営業日の搬入となります。(八木書店様へは毎週水曜・金曜の搬入となります。)

内容紹介

〈エネルギーのあり方を問い直し、これからの社会のあり方を考える。〉

近代以降の燃料革命はエネルギーの由来を不可視化し、消費地と供給地の関係に圧倒的な不均衡をもたらし、農山村の社会と自然環境を疲弊させてきた。
巨大開発に直面した地域の過去・現在・未来を見つめ、公正なエネルギーへの転換を構想する。

〈本書が、望ましいエネルギー転換のあり方を問うにあたってまず行ったのが、私たちのエネルギー利用が誰のどのような犠牲の上に成り立つものであったのかを直視し直すことであった。そして、犠牲を強いられがちな人びとがエネルギー資源や施設といかに向き合ってきたのかについて、歴史をさかのぼりながらとらえ直す作業であった。
 誰の健康も生活も犠牲にせずエネルギーを生み出すことは容易ではない。だからこそ、「公正なエネルギー」への転換は、世代内と世代間の双方において「公正な社会」への転換を要請する。——編者〉

【執筆者】山本信次/中澤秀雄/浜本篤史/山室敦嗣/西城戸 誠/古屋将太/本巣芽美/丸山康司/石山徳子/立石裕二/寺林暁良
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目次

環境社会学の視点からどのようにエネルギー問題をとらえることができるのか
薪炭利用の変遷とエネルギーの由来の不可視化
石炭産業の盛衰と地域社会
大規模ダム開発と地域社会
「原子力半島」はいかにして形成されたか
原子力施設の立地点における生活の場の再創造
原発に抗う人びと
反・脱原発の市民運動によるオルタナティブの創出
地域分散型再生可能エネルギーの進展とその障壁
地域社会から見た風力発電事業の課題と社会的受容
エネルギー転換を可能にする社会イノベーション
これからのエネルギー転換に向けて
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商品概要

発行元
新泉社
発売日
2023/06/28
判型(実寸)
188mm × 130mm
ISBN
978-4-7877-2302-4
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
1336 / 03
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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