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「身分」を交差させる

高澤 紀恵【編集】

発行元:東京大学出版会

ジャンル: 人文

2023/06/07発売

¥ 6,000 (税別)

搬入日(直取引):お取引が成立してのち、ご注文・ご入金確認後、商品発送日をご連絡いたします。

搬入日(取次):基本的には、午前10時半締めで、翌々営業日までに搬入。BookCellar担当者が不在の場合もありますので、ご注文確認後、搬入日は都度ご連絡いたします。

「身分」を交差させる 日本とフランスの近世

高澤 紀恵【編集】

発行元:東京大学出版会

ジャンル: 人文

2023/06/07発売

¥ 6,000 (税別)

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搬入日(取次):基本的には、午前10時半締めで、翌々営業日までに搬入。BookCellar担当者が不在の場合もありますので、ご注文確認後、搬入日は都度ご連絡いたします。

内容紹介

日本とフランスの近世史の研究者による歴史学の成果をふまえ、現代の歴史学の潮流が浮き彫りになる比較研究。日本史と西洋史、そして社会史や都市史といった枠組のなかで議論されてきた「身分」とは何かという問いを、さらに追究することによって、新たな歴史学の展開を試みる。
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目次

序章 交差する歴史家、交差する過去――「身分」をめぐって(高澤紀恵、ギヨーム・カレ)

I 身分を語る
第一章 比較から交差へ――アンシアン・レジーム期のフランスと江戸時代の日本の社会力学を交差させる(フランソワ=ジョゼフ・ルッジウ/竹下和亮訳)
第二章 日本近世の身分と社会(森下 徹)
第三章 慶長一七年、院内銀山と周辺地帯の関係構造(吉田伸之)
クローズ・アップ
1.日本史における「身分」の語義(牧原成征)
2.フランスにおける「身分」(エリ・アダッド/竹下和亮訳)
3.二宮宏之「フランス絶対王政の統治構造」をひらく(竹下和亮)

Ⅱ 書くこと、読むこと、残すこと
第一章 「人証」か「文証」か?――近世における入会山争論の内済と裁許(後藤雅知)
第二章 稀有な記述行為――近世フランス村落の「書かれたもの」と社会的地位(ダイナ・リバール/竹下和亮訳)
第三章 一八世紀後半パリにおける周縁者と「書く」行為――国王に対する偽の陰謀告発事件を例に(松本礼子)
クローズ・アップ
1.近世大坂の非人身分と史料(塚田 孝)
2.作家の誕生(ダイナ・リバール/竹下和亮訳)

Ⅲ 財とジェンダー
第一章 貴族身分・「家」・領主所領――一六―一八世紀(エリ・アダッド/竹下和亮訳)
第二章 妻の身分・女性相続人の身分――女性と王家世襲財産(ファニー・コザンデ/竹下和亮訳)
第三章 武家の女性と財産分与――徳川家康側室の事例から(吉田ゆり子)
クローズ・アップ
1.フランスにおける「家」(エリ・ アダッド/竹下和亮訳)
2.萩藩の戸籍仕法と家(森下 徹)

Ⅳ 揺らぐ身分
第一章 江戸幕府御家人の身分と家(牧原成征)
第二章 対立する利害に引き裂かれて――長崎のオランダ通詞の身分を考える(堀内アニック/竹下和亮訳)
第三章 啓蒙の世紀と軍事改革――想像/創造された兵士たち(芹生尚子)
クローズ・アップ
1.身分社会と「知」について――走り書き的覚書(小野 将)
2.身分社会の変容を考える視点(佐々木 真)

終章 「社会」の胎動――近世国家・政治社会・身分制(ギヨーム・カレ/高澤紀恵訳)
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著者略歴

高澤 紀恵【編集】

法政大学文学部教授

ギヨーム・カレ【編集】

フランス社会科学高等研究院教授
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商品概要

発行元
東京大学出版会
発売日
2023/06/07
ページ数
400p
ISBN
978-4-13-020313-5
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
3020
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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