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嘆きの孔雀

牧野 信一【著】 長山 靖生【編集】

発行元:小鳥遊書房

ジャンル: 文芸

2022/11/30

ISBN: 978-4-909812-99-5

¥ 2,500 (税別)

 注文不可

嘆きの孔雀

牧野 信一【著】 長山 靖生【編集】

発行元:小鳥遊書房

ジャンル: 文芸

2022/11/30

ISBN: 978-4-909812-99-5

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内容紹介

私小説的悲愴と空想的跳躍の錬金術的混合物!
大正時代から昭和初期にかけて、「マイナーポエット(小作家)」と称された牧野が生み出した結晶のような詩文は、ある種の人の心に深く残り、人生を歪めもすれば救いもした。
悲しみと羞恥を引きずりながらも、精いっぱい夢想の中に遊んだ作品群に、耽溺したい!
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目次

【収録作品】
月下のマラソン
蘭丸の絵
ランプの明滅
嘆きの孔雀
初夏
凸面鏡
心配な写真 
スプリングコート 
センチメンタル・ドライヴ
黄昏の堤 
ビルヂングと月
ガール・シャイ挿話 
街上スケッチ 
風媒結婚  
ゼーロン 
緑の軍港 
るい 
《解説》 変幻する牧野的主体の居場所
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著者略歴

牧野 信一【著】

1896(明治29)年〜1936(昭和11)年、小説家。幼少時よりオルガンや英会話を学ぶ。文学への関心を抱くようになり、1914(大正3)年に早稲田大学高等予科に入学する。1919(大正8)年に早稲田大学を卒業後、時事通信社に入社し、雑誌の編集記者となり、同窓の下村千秋らと同人誌『十三人』を創刊。短編「爪」が島崎藤村に認められたことが文壇への足がかりとなる。藤村の紹介で翌1920(大正9)年には『新小説』に「凸面鏡」を発表した。1923(大正13)年に作品集『父を売る子』を刊行する。父母を題材とする私小説的な作風だったが、昭和に入ると、ギリシャや中世のイメージを導入した明るい幻想的な作風に転じ、「ギリシャ牧野」と称されるようになる。「ゼーロン」(1931年)や「酒盗人」(1932年)などを発表しながら、雑誌『文科』を主宰する。その後、「夜見の巻」「天狗の洞食客記」(ともに1933年)、「鬼涙村」(1934年)、「淡雪」(1935年)などを残し、1936年3月24日縊死自殺。享年39歳。

長山 靖生【編集】

評論家。1962年、茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。文芸評論から思想史、若者論、家族論など幅広く執筆。1996年『偽史冒険世界 カルト本の百年  ちくま文庫』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、2010年『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞。2019年『日本SF精神史【完全版】』で日本推理作家協会賞受賞。2020年『モダニズム・ミステリの時代』で第20回本格ミステリ大賞【評論・研究部門】受賞。他の著書等に『鴎外のオカルト、漱石の科学』(新潮社)、『「吾輩は猫である」の謎』(文藝春秋)、『文豪と酒  酒をめぐる珠玉の作品集』(中央公論新社)、『文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集中公文庫』(中央公論新社)のほか、編集に携わる形で、『女神:太宰治 アイロニー傑作集』『魔術師:谷崎潤一郎 妖美幻想傑作集』(以上、小鳥遊書房)、『羽ばたき 堀辰雄初期ファンタジー傑作集』、『詩人小説精華集』、『魔術 芥川龍之介 幻想ミステリ傑作集』など(以上、彩流社)を刊行している。
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商品概要

発行元
小鳥遊書房
発売日
2022/11/30
ISBN
978-4-909812-99-5
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード/ キーワード
0093

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