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ユーラシアの歌

河崎 純【著】

発行元:ぶなのもり

ジャンル: 芸術

流通委託先:トランスビュー

2022/11/25発売

¥ 3,600 (税別)

搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)

搬入日(取次):■受注締切=平日17:00→翌々営業日に八木書店(さらに翌々営業日までにトーハン、日販などへ)

 

ユーラシアの歌 原郷と異郷の旅

河崎 純【著】

発行元:ぶなのもり

ジャンル: 芸術

流通委託先:トランスビュー

2022/11/25発売

¥ 3,600 (税別)

搬入日(直取引):■受注締切=平日15:30→当日に発送(翌営業日正午までにステータスを「出荷完了」に変更します)

搬入日(取次):■受注締切=平日17:00→翌々営業日に八木書店(さらに翌々営業日までにトーハン、日販などへ)

 

内容紹介

作曲家でコントラバス奏者の著者が、ロシアやトルコを皮切りに、韓国、中央アジア、中東欧と、ユーラシア大陸を転々としながら音楽を創作していく過程を綴る。各地のフォークロアや民謡、共演した現代アーチストの息吹に触れながら、個々に分断され閉塞する日本に生きる自らの死生観を問い直す、長い旅の記録である。
各地のアーチストの演奏や、著者が主宰する音楽詩劇研究所の「ユーラシアンオペラ」のシーンを、QRコードで多数収録。楽譜に載らない音や歌の数々を詳細な解説付きで体験できる一冊。
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目次

はじめに 囁きはじめたユーラシアの風と歌
0 道の始まり
1 イスタンブールの喧騒
2 continental isolation/都会の沈黙
3 音の記憶・声の記憶
4 民謡から神無き時代の「神謡集」へ
5 旅と音楽
6 拙い語学力、未知なる音との遭遇
7 外「国」人
8 異邦人の耳 明治の音
9 ワールドミュージックブームの体験
10 ロシア、東欧、社会主義
11 ユーラシアに訊ねる

第一部 ユーラシアンオペラ=神なき時代の神謡集

第1章 死者のオペラ「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」
1 ミュージック・ポエティック・ドラマ(音楽詩劇)とは
2 小説『アルグン川の右岸』
3 北方狩猟民族エヴェンキ
4 死者のアリア「歌と逆に、歌に」
5 河原から死を告げる声 心中天網島
6 初演「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」
◆「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」登場人物

第2章 アルメニア・モスクワ音楽創作記 2016
〈エレヴァン編〉
1 トルコのコーヒー占いによると
2 コミタスと世界で一番哀しい音色
3 エリヴァニ―禁じられた声
4 朝のヴォトカ
6 アルメニア古謡と「天女羽衣」
〈モスクワ編〉
1 モスクワでつげ義春を思い出す
2 アヴァンギャルドが宿る場所
3 ウクライナの真珠、アーニャ・チャイコフスカヤとの出会い
4 二つの子守唄 古謡のない日本
5 二つの湖へ
◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト①アーニャ・チャイコフスカヤ

第3章 シベリア・トルコ・ウクライナ音楽創作記 2017
〈バイカル編〉
1 重なり合うウイグルの人たち
2 バイカルプロジェクト、日本からのツアーメンバー
3 シベリアの音楽家との出会い
4 イルクーツクのパンク少女
5 ネオシャーマニズムと遊牧民の歌
6 囚人の歌
7 バイカル湖を越えて
8 ザバイカル民族学博物館
 ◆古儀式派セメイスキーと先住ブリヤート族の音楽
9 「機材が燃えたので、できません」 ボイス・オブ・ノマド
 ◆「遊牧民の声」
10 チベット密教とレーニン像のある街で
11 ラーゲリの家族劇場
12 顔たち 遊牧の民の末裔
◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト②マリーヤ・コールニヴァ
〈黒海編〉
1 懐かしいイスタンブールの大声
2 トルコ歌謡と日本歌謡
3 ガラタ橋のセロニアス・モンク
4 アジアの両端 イスタンブール=釜山
5 大陸の雷魚 東西アジアの声
6 骨の振付家との再会
7 イスタンブール・ミーティング
8 ボスポラスの響きと地を這う声
9 ユーラシアンオペラを夢想した街で
◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト③サーデット・チュルコス
10 オデッサの舞踏フェスティバルへ
11  ジャズ誕生の街?
12  ウクライナの舞踏家たちと
13  白塗りダンサーたちの多言語子守唄
14  世界初の女性飛行士 サビハ・ギョクチェン
◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト④ドミトリー・ダツコフ

第4章 シベリアに訊く 2017
1 イルクーツクの実験音楽祭に出る
2 シベリア暮らしと平均寿命
3 エイジアン・フリー・フォーク四重奏団
4 千の声の祈り トゥバ共和国のサインホ・ナムチラクと日本人墓地へ
5 唯物論的な墓を歩く 128
6 バイカル人間模様

第5章 ユーラシアンオペラ「Continental Isolation」2018東京
1 文字・女性・即興
◆「Continental Isolation」ストーリー
2 アーニャ・チャイコフスカヤと マレビト来訪
3 サーデット・チュルコズと マレビト来訪
4 マリーヤ・コールニヴァと マレビト来訪
5 サインホ・ナムチラクと マレビト来訪
6 ユーラシア交響
◆ウクライナ 老婆の「泣き歌」

第6章 岩手山に祈りつづける「シャーマン」
1 ミュージック・フロム・モリオカ
2 五体投地から始まったサインホの旅
3 民謡酒場と化した小料理屋
4 シャーマンからのメッセージ
5 I am a shaman of my life

第7章 タタールスタン・ロシア「草原の道」音楽創作記2019
〈タタールスタン編〉
1 男たちのアトリエ inカザン
2 マリ人の聖なる湖の上で フレーブニコフ追憶
3  ヴォルガのマラルメと
4 チュヴァシ民謡と与謝蕪村
5 「去り行く」三陸・宮古
6 「失われた7つの音」を踊るダンサー
7 架空の民族 歌のない歌
〈ロシア編〉
1 全身音楽家 オレク・カラヴァイチュクのこと
2 ソ連時代の非合法アジト 「アートセンター」という場所
3 サインホとペレストロイカ
4 ウクライナ古謡の世界と熱狂「アウクツィオン」ライブ
5 アレクセイ・クルグロフと世界の即興音楽
6 小さな美術館で聞いたカザフスタン大統領の辞任
7 フリーセッションの面白さ
8 禊・大斎・マースレニッツァ・どんど焼き
9 森のなかのアートレジデンス
10 街の小さな博物館
11 ロシアの霊性1 雑木林と雪道で考えた
12 ロシアの霊性2 おやじの十字架
13 バシコルトスタンのトランペット奏者、ユーリ・パルフェノフの眼
14 キャンディーズ in モスクワ
15 テングリ・ヴァージョン「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」
◆シャーマンの楽器に宿る霊性とユーラシアの天空崇拝

第二部 うたものがたり 口承芸能・民謡を巡って

1 独り唄の源流
2 「死者の歌」から「夢の歌」へ
3 「楢山節考」と「日本春歌考」
4 マテリアルな響きとともに
5 フォークソング(民謡)にならない声
6 韓国民衆芸能のダイナミズム
7 ユーラシアンオペラとしてのパンソリ
8 「安里屋ゆんた」と春香伝
9 韓国のロミオとジュリエット
10 和人のユーカラ/サハリンのアリラン
11 オタスの杜
12 文字のない歌 中島敦の「狐憑」とル・クレジオ
◆日本の歌の原像を想像するための4冊の参考書
◆西洋人が日本に聴いた「明治の音」

第三部 安寿と厨子王、カザフスタン・韓国へ

第1章 カザフスタンへの道 「山椒大夫」と「デデコルクト」
1 上演実現の経緯
2 ロシアの高麗人、ミハイロヴァとともに
3 シャーマンの楽器コブスで語る説経節
4 セミパラチンスク核実験場と前衛音楽家レートフ
5 ユーラシアンオペラ版「さんしょうだゆう」ストーリー
◆ユーラシアンオペラを彩る海外アーチスト⑤アリーナ・ミハイロヴァ

第2章 「さんしょうだゆう」創作日誌2019 カザフスタン
1 アルマティへ
2 高麗人の唄
3 高麗人の丘で
4 2種類のコブス
5 デュエット 奇跡の詩
6 カザフスタンの若手女子弦楽四重奏団
7 踊る遊牧民の末裔たち
8 遊牧の国で馬と対話する
9 オプティミズム 伝説のサイケロック歌手エゴール・レートフ
10 ペシミズム 失語 石原吉郎
11 吉郎と清志郎
12 安寿の失語 ダウン症のアーチストとともに
13 ソヴィエトロックの英雄ヴィクトル・ツォイ 戦争
14 「歌はあなたのために世界の扉を開きます」

第3章 韓国への道 さんしょうだゆう―沈清歌
1 韓国との出会い シャーマン音楽―韓国プロ野球―演歌
2 韓国語のわからない私
3 「さんしょうだゆう」から「沈清歌」へ
4 鄭梨愛とパンソリ
5 「正歌」の歌手との出会い
6 「この国に、近代はありません」
7 ふたたび「イマジン」

創作ドキュメント2019韓国 改作「さんしょうだゆうin韓国」」ストーリー
〈0 チャガン湖 Kazakhstan〉
1 誕生 福島 Japan
2 離 新潟 Japan
3 人魚 東海(日本海)6
4 盲、アイヌコタン 北海道 Japan
5 寒 サハリン/樺太 Russia
6 邂逅、 Ice road (韃靼海峡)
〈インタリュード シベリア・ザバイカル Russia〉
7 一九三七 ウシトベ Kazakhstan in USSR
8 受難 佐渡島 Japan
9 沈、印塘水 Korea
10 着、済州島 Korea
〈0「チャガン湖」 Kazakhstan―不忍池 東京―福島〉

第4章  「さんしょうだゆう」その後
1 ワルツ
2 原郷と異郷の旅
◆私の「わが西遊記」


第四部 埼玉発のユーラシアンオペラ

1 円形劇場または広場にて
2 ワラビスタンに暮らす
3 トルコの前衛が教えてくれたクルドの歌
4 クルドの娘が教えてくれた「クルドの娘」
5 もうひとつのユーラシアンオペラ
6 強いられた沈黙から
7 2022年の円形劇場
◆「これは音楽なのだろうか……」
      トルコの振付家とのイスタンブールの日々 2011~2013

最終章 日本舞踊家西川千麗の夢想、あるいは教え
1 ジュネーブの夜
2 書簡(Eメール)
3 孤独
4 アールブリュット
5 ジュネーブ 2013年12月
6 京都 2012年12月
7 「孤独の散歩者の夢想」
8 声 パリ 東京

あとがき
年表

付録 索引
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著者略歴

河崎 純【著】

作曲家、コントラバス奏者、プロデューサー
https://eurasianopera.jimdofree.com
https://musicpoeticdrama.com
音楽詩劇研究所代表。1975年生まれ。蕨市在住。1994年、早稲田大学文学部在学中に音楽活動をはじめ、バンド「マリア観音」などでベーシストとして活動。主に舞台作品の音楽監督、演出、構成、委嘱作品の作曲。演劇・ダンス・音楽劇、実験的なパフォーマンスを中心にこれまで100本以上の舞台作品の音楽監督、作曲、演奏を手掛けた。2022年には、韓国の伝統音楽歌手、ロシアの歌手を起用したCD、ユーラシアン・ポエティックドラマシリーズの2作「HOMELANDS」「STRANGELANDS」を発表。「音楽詩劇研究所」では、東京都歴史文学財団アーツカウンシル東京や国際交流基金の助成、主催により、ユーラシアンオペラプロジェクトを作、演出し、アジア・ユーラシアの歌手やアーチストとコラボレーションを行う。
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商品概要

発行元
ぶなのもり
流通委託先
トランスビュー
発売日
2022/11/25
ページ数
448p
判型(実寸)
257mm × 182mm
ISBN
978-4-907873-12-7
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0073 / 12
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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