内容紹介
文学で読む、戦後女性の労働史
女中という仕事は、大正後期から昭和線前期にかけて最盛期をむかえ、1970年以降、高度経済成長期に姿をけした。
本書は、一般家庭に住み込みで働いていた「ねえや」、若い独身女性たちが登場する小説作品をあつめた、「女中文学」アンソロジーである。
小説に描かれた女中像に、戦後の女性の労働のあり方や、高度経済成長をささえた若い女性たちの姿を読むことができる。
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女中という仕事は、大正後期から昭和線前期にかけて最盛期をむかえ、1970年以降、高度経済成長期に姿をけした。
本書は、一般家庭に住み込みで働いていた「ねえや」、若い独身女性たちが登場する小説作品をあつめた、「女中文学」アンソロジーである。
小説に描かれた女中像に、戦後の女性の労働のあり方や、高度経済成長をささえた若い女性たちの姿を読むことができる。
目次
由起しげ子「女中ッ子」
志賀直哉 「佐々木の場合 亡き夏目先生に捧ぐ」
太宰治「黄金風景」
李泰俊「ねえやさん」
大岡昇平「女中の子」
三島由紀夫「離宮の松」
林房雄「女中の青春」
深沢七郎「女中ボンジョン」
水上勉「ボコイの浜なす」
小島政二郎「焼鳥屋」
解説 阪本博志「小説に描かれた女中像を読み解く」
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志賀直哉 「佐々木の場合 亡き夏目先生に捧ぐ」
太宰治「黄金風景」
李泰俊「ねえやさん」
大岡昇平「女中の子」
三島由紀夫「離宮の松」
林房雄「女中の青春」
深沢七郎「女中ボンジョン」
水上勉「ボコイの浜なす」
小島政二郎「焼鳥屋」
解説 阪本博志「小説に描かれた女中像を読み解く」
著者略歴
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発行元
皓星社
発売日
2022/10/31
ページ数
312p
ISBN
978-4-7744-0768-5
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード/ キーワード
0095 / 01