内容紹介
満蒙開拓団の一員として、家族とともに満州に渡った少年マコちゃん。ある日、戦争が始まって…。
1930年代から敗戦の1945年(昭和20年)までの間、日本国内各地から約27万人が中国東北部にあった満州に渡り、大変な苦労や辛い経験をしました。長野県と山梨県境の富士見村(現富士見町)からも900人もが渡っていきました。
この物語は、実際に富士見村で1937年(昭和12年)に10人きょうだいの末っ子として生まれ、一家で満州に渡り、敗戦後に帰郷された男性にお聞きした話を基にしています。長野県は満蒙開拓団を最も多く送り出した県ですが、青少年義勇軍の少年たちも大勢含まれていました。その数だけ、様々な物語があったのです。親子で読みたい絵本です。
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1930年代から敗戦の1945年(昭和20年)までの間、日本国内各地から約27万人が中国東北部にあった満州に渡り、大変な苦労や辛い経験をしました。長野県と山梨県境の富士見村(現富士見町)からも900人もが渡っていきました。
この物語は、実際に富士見村で1937年(昭和12年)に10人きょうだいの末っ子として生まれ、一家で満州に渡り、敗戦後に帰郷された男性にお聞きした話を基にしています。長野県は満蒙開拓団を最も多く送り出した県ですが、青少年義勇軍の少年たちも大勢含まれていました。その数だけ、様々な物語があったのです。親子で読みたい絵本です。