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新史料が導く桜田事変

岩田 澄子【著】

発行元:サンライズ出版

ジャンル: 人文

2022/08/30発売

¥ 5,400 (税別)

搬入日(取次):注文日から2~3営業日以内に取次搬入いたします

新史料が導く桜田事変

岩田 澄子【著】

発行元:サンライズ出版

ジャンル: 人文

2022/08/30発売

¥ 5,400 (税別)

搬入日(取次):注文日から2~3営業日以内に取次搬入いたします

内容紹介

竹川家は幕府御為替御用を務める伊勢の豪商。幕末の竹川家当主・竹斎は、家業の一翼を担いつつ、地域の産業振興に私費を投じる篤志家・事業家、幕閣の政治顧問を務める知識人、茶道裏千家流家元に学ぶ文化人など多彩な貌を持つ。
動乱の幕末、竹斎は収集した桜田事変の情報を自筆の茶書『川船の記』の中に秘匿・埋蔵した。これを天目茶碗研究の過程で発掘した編者が、現代語訳で初公開。類似史料(井伊直弼側近の子孫・埋木舎当主が所有)も併載・対照する。さらに深掘りするための、図表・地図・資料付き。
リアルタイムの桜田事変ビッグデータを、古文書初心者参加型のガイド資料で読み解く。
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目次

Ⅰ 竹川竹斎『川船の記 巻五』
   現代語訳
   翻刻
   解説
Ⅱ 外桜田の大変
   現代語訳
  翻刻
  解説
Ⅲ 資料
参考文献
あとがき
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著者略歴

岩田 澄子【著】

1958 年北海道生まれ。1980 年共立薬科大学(現、慶應義塾大学薬学部)、1995 年慶應義塾大学文学部・1999 年同法学部卒業。2014 年武蔵野学院大学大学院後期博士課程修了、博士号(国際コミュニケーション)取得。武蔵野学院大学日本総合研究所SAF、茶の湯文化学会員、薬剤師
著書に「開国論者・竹川竹斎の茶に関する活動について」(『茶の湯文化学』18 号、2011 年)、『天目茶碗と日中茶文化研究−中国からの伝播と日本での展開−』(宮帯出版社、2016 年)、「天目と建盞-茶器の種類と名称」(永井晋編『中世日本の茶と文化』勉誠出版、アジア遊学、2020 年)などがある。

田久保 國子【著】

1923 年東京生まれ。古文書、日本舞踊(花柳流)、三味線(今藤流)、歌舞伎など、日本の古典や伝統芸能に親しむ環境に育つ。1944 年共立女子薬学専門学校(現、慶應義塾大学薬学部)卒業。1945 年からPX(戦後GHQ が銀座の服部時計店を接収して運営した売店)に勤務。その後、神奈川県立横浜第一高等女学校教諭を経て、東大和市(東京都)で郷土史を研究。元東大和市文化財専門委員、東大和市郷土史グループみちの会主宰、薬剤師 
著書に『武蔵国多摩郡後ケ谷村杉本家文書』(共著、舷燈社、2012 年)などがある。
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商品概要

発行元
サンライズ出版
発売日
2022/08/30
ページ数
280p
ISBN
978-4-88325-770-6
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード/ キーワード
1021 / 14
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

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