カートに追加しました

島崎藤村『破戒』のモデル大江磯吉とその時代

東, 栄蔵, 1925-

発行元:信濃毎日新聞社

ジャンル: 文芸

2018/05/31発売

¥ 1,300 (税別)

搬入日(取次):原則週2~3回の搬入となります

島崎藤村『破戒』のモデル大江磯吉とその時代

東, 栄蔵, 1925-

発行元:信濃毎日新聞社

ジャンル: 文芸

2018/05/31発売

¥ 1,300 (税別)

搬入日(取次):原則週2~3回の搬入となります

内容紹介

文豪島崎藤村の小説『破戒』の主人公には実在のモデルがいた―。小諸義塾の教師として信州小諸に住んだ若き藤村の心を「ひどく動か」し、『破戒』を書かせる決定的動機となった大江磯吉とは何者なのか。南信州で被差別民として生まれ、貧窮の生活を送り、さまざまな受難と闘いながら、教育者への道を切り開いた磯吉が、みずから培った「忍と力」の哲学とは…。
本書は、磯吉が長野県、大阪府、鳥取県、兵庫県をひたすらに駆け抜けた先駆的な34年余の生涯像を地道に探究した評伝。2001年発行の『藤村の「破戒」のモデル 大江磯吉とその時代』に補筆改訂した新装版。藤村が小諸に赴任してから120年が過ぎた今、日本近代の文学史、部落史、教育史における“大江磯吉の生涯と思想”の再評価を試みる意欲作。
続きを読む

目次

1 藤村の小諸―大江磯吉の発見
 一 小諸義塾教師・島崎藤村
 二 『破戒』と大江磯吉
2 長野県時代の大江磯吉
 一 家族と生い立ち
 二 長野県師範学校から高等師範学校へ
 三 長野県尋常師範学校教諭時代
 四 教員講習会における差別事件
 五 大江磯吉の二人の教え子
3 大阪府尋常師範学校教諭時代
 一 大江磯吉の先駆的研究
 二 大坂での受難をめぐって
4 鳥取県尋常師範学校教諭時代
 一 鳥取師範における教育実践
 二 休職処分をめぐって
 三 人間として 教育者として
5 兵庫県柏原中学校長、三十四歳の死
 一 柏原中学校における学校運営
 二 大江磯吉の死をめぐって
 三 大江磯吉の生涯から学ぶもの

大江磯吉年譜
続きを読む

商品概要

発行元
信濃毎日新聞社
発売日
2018/05/31
ISBN
978-4-7840-7329-0
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0395 / 01
読者対象/成人指定
指定なし(デフォルト)

書誌情報は、弊社ネットショップもご参照ください。https://shinmai-books.com/

ページトップへ