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清沢満之と日本近現代思想

山本 伸裕【著】

発行元:明石書店

ジャンル: 人文

2014/10/30

ISBN: 978-4-7503-4092-0

¥ 3,000 (税別)

清沢満之と日本近現代思想

山本 伸裕【著】

発行元:明石書店

ジャンル: 人文

2014/10/30

ISBN: 978-4-7503-4092-0

¥ 3,000 (税別)

内容紹介

近代化を迎え、西洋の文物が大量に流入した時代に宗教を哲学として語ろうとした清沢満之。西田幾多郎ら京都学派に影響を与えるほどであったが、仏教界の国家主義への追従などを背景に急速に忘れられた存在となった。夏目漱石や正岡子規らの文人や、日本思想史に清沢が与えた影響と彼が到達した他力思想の可能性を探る。
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目次

 はしがき

序章 清沢満之――「神話」の形成とその解体
 一 忘れられた宗教人
 二 宗門内のウルトラ有名人
 三 第一次「復権」の試み
 四 「讃仰論」の形成とその批判
 五 第二次「復権」の試みと蹉跌
 六 清沢の使命
 七 第三次「復権」を目指して

第一章 人物と思想
 一 徳永満之時代
 二 哲学者の相貌
 三 自力の迷情を転ず
 四 再び東京へ
 五 他力に乗じて生きる
 六 何もかも壊れた年

第二章 東京大学哲学科
 一 近代の諸課題
 二 清沢の試み
 三 哲学界最大のホープ
 四 政治と学問
 五 「井の哲」の評判
 六 停年制度導入をめぐって
 七 国家主義の思想

第三章 清沢満之のインパクト
 一 京都帝大文科大学
 二 二人の先達
 三 西田の思い入れ
 四 正岡子規との接点
 五 子規にとっての救い
 六 夏目漱石との接点
 七 小説『こころ』をめぐって
 八 漱石の宗教観

第四章 『異抄』の再発見
 一 煩悶の時代
 二 清沢満之と『異抄』
 三 『異抄』と京都学派
 四 近角常観と求道学舎
 五 論理の宗教から情緒の宗教へ
 六 文学者対教学者
 七 「親鸞主義」からファシズムへ
 八 『異抄』の親鸞と右翼思想
 九 「悪人正機」「絶対他力」という発想

 注
 参考文献
 おわりに
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著者略歴

山本 伸裕【著】

1969年生まれ。東京大学文学部思想文化学科倫理学専修課程卒業。東洋大学文学研究科仏教学専攻博士後期課程単位取得退学。文学博士(大谷大学)。真宗大谷派親鸞仏教センター研究員、東京大学東洋文化研究所特任研究員を経て、現在東京医療保健大学非常勤講師。専門は日本倫理思想史、倫理学、インド大乗仏教。著書に『「精神主義」は誰の思想か』(法藏館、2011年)、『清沢満之集』(安冨信哉編、山本伸裕校注、岩波文庫、2012年)、『他力の思想――仏陀から植木等まで』(青灯社、2013年)など。
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商品概要

発行元
明石書店
発売日
2014/10/30
ページ数
288p
ISBN
978-4-7503-4092-0
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード/ キーワード
0010

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