内容紹介
日本社会の多文化化、多民族化が急速に進んでいる。「多文化が存在する現実」を真正面から受け止め、歴史の教訓を踏まえた上で、真に多様性を尊び活かす社会へと転換すべき局面に来ている。日本が魅力的で活力に満ちた国になり得るかを模索する。
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目次
特集 多文化共生社会をつくる——日本は多様性をチャンスに
巻頭言 霞ヶ関「多文化共生」事始め
過去の外国人受け入れの経験を活かせるか?(京都市副市長/元総務省国際室長 山崎一樹)
公開パネルディスカッション
「管理」か「人権尊重」か? 日本の多文化共生政策を徹底討論!(井口泰、植松浩二、田中宏、田村太郎、宋悟)
論点 多文化主義的社会統合政策の確立を(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター長 北脇保之)
寄稿 誰による、誰のための、何のための「多文化共生」なのか——オールドカマー・コリアンからの視点(宋悟)
寄稿 多文化共生社会に向けて企業もイニシアチブを——人口変動のダイナミズムの中で果たす社会的責任(田村太郎)
事例報告 岐阜県美濃加茂・可児の外国人コミュニティ
事例報告 (特活)多文化共生センター東京
事例報告 (特活)愛伝舎
レファレンス 政策に関する報告書・提言ほか/書籍/会議・フォーラム/学会・研究機関、国際機関
寄稿 公益資本主義のモデル事業としてのデフタ・bracNet方式による途上国支援
(デフタ・パートナーズ・グループ会長/国連経済社会理事会常任諮問団IIMSAM特命全権大使 原丈人)
ニュース 意識の高い市民の声をCSR促進の原動力に
寄稿 「社会的企業先進国」をめざす韓国の模索(秋葉武)
クローズアップ 人権擁護のための出版活動でマグサイサイ賞を受賞
石井昭男 株式会社明石書店代表取締役社長(望月洋嗣)
連載リポート 第2回 G8サミット報告 NGOが果たしたものは?
経験をNGOの共通財産として次につなげること(望月洋嗣)
私の視点 ボランティア貯金復活をどう見るべきか(藤野達也)
読者のひろば
バックナンバーのご案内
編集後記
商品概要
発行元
明石書店
発売日
2008/12/04
ページ数
56p
ISBN
978-4-7503-2883-6
セット商品分売可否
単品分売不可
Cコード/ジャンルコード
0402
読者対象/成人指定
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